Quantcast
Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

麺プレッション579~一刀家

$
0
0
イメージ 1
 
随分前に日本橋界隈をウォーキングしていたら、茅場町の先で家系の店を発見しましたが、その日はスルーしました。以後、忘れたまま、先月だったか築地から茅場町までウォーキングしていたら、茅場町の駅に着く手前で家系の店を発見しました。 「そういえば、ここに家系があったな・・」 と、記憶が蘇ったものの、佇まいと過大な謳い文句に 「どうせ、チェーン店系だろ?」 と胡散臭そうな店であることは否めず、行ってみようという気にはなりませんでした。
そして今日、京橋から首都高に乗ろうとこの界隈を走っていたら、腹が減ってきました。自問自答しましたが何故か引き込まれるようにして入ってしまった店、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・横濱家系ラーメン 一刀家
場所・・・・・・・・・中央区日本橋茅場町2丁目 (平成通り沿い)
食ったもの・・・・ 一刀盛り
          ご飯を付けて ¥1,070-
イメージ 2
 
スープ・・・△
日本橋蛎殻町と築地を結ぶ平成通り沿いにある店です。
この辺りはビジネス街ということもあって、平日の昼時ともなると、サラリーマンでごった返すエリアですが、店を出す以上、やっぱりこういうエリアで自身の腕を振るいたいのは理解出来ます。しかし、最近のサラリーマンは舌が肥えていて、 「食えりゃあいい」 という人はいません。不味ければ篩い落とされてしまうサバイバルエリアなのです。因みにこの平成通り、1971年までは都電 (錦糸町-築地) が走っていました。今からじゃ想像も付かないでしょうけど。
さて、私が入ったのはお昼時ですが、土曜ということで閑散としており、待たずにすんなり座れました。
今回はチャーシュー、玉子、のりが標準トッピングされた 「一刀盛り」 というのをオーダーしました。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。白濁化したスープ、ウズラの玉子・・と、どっから見ても 「壱六家」 もしくはその亜流店であるのは容易に想像出来ます。それにしても、このトッピングアレンジ、どっかで見たことがあるような・・・。

始めの一口ぃ~

すっぱっ!
アレッ!? オレ、酢、入れてねぇ~ぞ。何なんだ? この酸味の利いた独特の味は・・?
最初の一口はしょっぱさが伝わり、次に酸っぱさが伝わる摩訶不思議な味。 「壱六家」 独特の甘みはこの段階では伝わってきませんでした。世の中に 「しょっぱすっぱい」 という言葉があるかどうかは分かりませんが、しょっぱさと酸っぱさが混同しているような感じです。しかし、別の部分からスープを掬って啜ってみると、さっきまでの酸っぱさはなく、家系独特の濃厚な豚骨醤油味が伝わります。 「一粒で二度美味しい」 なら解りますが、 「一粒で一度不味い、二度美味い」 というのは、そうそう真似の出来る味じゃありません。これを家系本流の店主氏らが食ったら、おそらく 「ちゃぶ台ひっくり返しモード」 になること、間違いなさそうですね。
 
イメージ 3
 
麺・・・◎
「神奈川県から直送した家系御用達の麺」 と謳っていましたが、 “直送” と銘打つほど、東京と神奈川ってそんなに離れているとは思えないんですが、 「北海道直送」 とか 「沖縄直送」 というのならいざ知らず、 「神奈川直送」 って神奈川県も随分と遠く感じるようになりました。で、 「家系御用達」 と聞いて真っ先に思いつくのは、やはり 「酒井製麺」 であるのは、 「クイズ!100人に聞きました」 の問題にならないほど、家系フリークの間ではすっかり浸透していますが、よほどのことがない限り、 「壱六家」 流の店で酒井が使えるとは思えません。
と言いつつも、茹で加減は抜群で、なかなか良い感じの固さに満足しました。
 
イメージ 4
 
チャーシュー・・・△
チャーシューというよりも、角煮ですよね。
しかも工藤い。食いながら 「別注トッピングで増殖しなくて良かった・・」 と安堵しました。足していたら間違いなくキャベジンでしたね。
先程、 「スープがしょっぱすっぱい」 と申しましたが、これがこのチャーシューの乗っかっていた部分に集中していたんですね。もしかして、このチャーシューの煮汁がスープに化合してあんな酸っぱさになったの・・? STAP細胞も真っ青の大発見かも (勿論、悪い意味で) 。
 
イメージ 5
 
玉子・・・○
及第点ですね。特に可も不可もない、極々普通の玉子でした。
ただ、熟し加減は合格ラインに入っていました。
 
総合評価:B2
 
食い終わって、はたと気がつきました。
今回が 「新生麺プレッション500軒目」 だということを。
“旧” 麺プレ時代からの節目ではないので、有名店に行くことはあまり無いのですが、それを忘れていなければ、もう少しマシな店に行っていました。
 
「壱六家」 といえば、金曜日にON AIRした 「笑神様は突然に」 という番組で、神田沙也加が高見沢俊彦さんとふなっしーを引き連れて、横浜をデートしていたのですが、神田沙也加が 「ラーメン食いたい」 と訪れたのが、何と 「壱六家」 の本店。
好みの味でオーダーしてと如何にも “通” であることをアピールしていた神田沙也加ですが (注:家系も 「二郎」 同様、味の調整が利く店で、何通りもの味が楽しめる) 、よりによって 「壱六家」 とは・・・。これが 「吉村家」 とか 「六角家」 というのであれば、視聴者も 「おぉっ!」 と唸るのですがね・・・。
因みに高見沢さん曰く 「ラーメン食うのは30年ぶり」 だとか。あの格好でラーメン屋に現れたら、店のスタッフはさぞかしビックリするでしょうね・・・。
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>