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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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今日の1枚・629

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所有事業者:ケイビーバス(東京)

使用・用途:夜行高速路線仕様

登録番号:練馬200 か ・・94

初年度登録:1999年

シャシーメーカー:日野自動車

搭載エンジン:日野F21C型

車体架装:日野車体工業

車両型式:KC-RU4FSCB

車名:日野セレガGD

撮影日:2009年5月6日(水曜日)

撮影場所:新宿駅西口



今は懐かし、ケイビーバス時代のセレガGDです。
ケイビーバスの存在すら忘れられようとしている昨今、ケイビーだけでなく一時は雨後の竹の子の如く、子会社化・分社化が相次いだ1990年代後半でしたが、時が経って分社化にうまみを感じなかったと見るや、元の鞘に戻る傾向もあるようで、ケイビーバスも結局は 「何のための分社化だったんだろう・・?」 って思わずにはいられない内部事情でした。今になって考えれば、別に分社化する必要が無かったんではと思えますけど、その頃はそれが得策と判断されたんでしょうね。

ケイビーバスは、元々、関東バスの高速路線部門を分離して設立された事業者です。本社は関東バスと一緒で中野区東中野、車庫は丸山営業所の敷地内にありました。だから、 「分社化する意味があるの?」 となるのです。
当初は高速路線を一手に引き受けて設立しましたが、後に一般路線、特に丸山営業所の管轄路線を委託して運行するようになりました。しかし、2009年に再び関東バスに統合されまして、僅か10年ちょっとの儚い歴史でした。

画像は1999年式で、おそらくですが、納車当初からケイビー名義 (・・・といっても、金を出すのは親会社なんでしょうけどね) だった個体の一つだと思われます。非公式側からの撮影なので、どの便に充当されたかはこの画像を見る限りではハッキリとしないのですが、この当時でスーパーハイデッカーを充てる便は 「やまと」 号か 「マスカット」 号のいずれかだと思います。ただ、 「やまと」 号は後にハイデッカーや二階建てバスが充当されるようになったので、 「マスカット」 号の可能性が大きいと考えます。
撮影から5ヶ月後、この94号車は引退して青森の南部バスに異動しましたので、ある意味で貴重な記録になろうかと自画自賛しています。南部バスは高速 「シリウス」 号で既に正規の高速路線に参入していましたけど、ウィラーに唆されてツアーバスに鞍替えした (寝返った) 訳の解らない事業者でした。それから2年後、ディズニーランドで南部バスのセレガを撮りましたけど、関東バスの94号車とは違うみたいです。

ケイビーバスではありますが、やっぱり関東バスの高速路線カラーはこの色が一番良いですね。


【参考文献・引用】
エクスプレス関東アーカイブス
ウィキペディア (関東バス、ケイビーバス、やまと号、日野セレガ)

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