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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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麺プレッション684~かつお拳

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お盆休みが始まりましたが、私にはお盆休みなどなく、仕事に追いまくられています。それでも今日と明日は休みで、何処も行くあてが無かったので、ラーメンでも食いに行くかと車を出しました。でも、贅沢なのか、本当に無いのかはよくわかりませんが、探しても 「これだっ!」 という店に出くわしません。そんな中、懐かしき配達場所を彷徨っていたら、 「!」 と妙に気になる店を見かけて、ここにしようと車を駐車場に停めました。
さて、久々の 「麺プレ」 は何処に行ったのでしょう・・・。

行った店・・・・・・ らーめんかつお拳

場所・・・・・・・・・ 台東区浅草橋1丁目 (左右衛門橋通り沿い~JR浅草橋駅 (西口) の近く)
食ったもの・・・・ 特製らーめん (のりをトッピング)
           ¥930-
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スープ・・・◎
浅草橋駅界隈は相も変わらずせせこましい街ですが、昔に比べてさらにせせこましさが加速してませんか? そして、昔からのお店もありますが新たに出来た店もあり、結構変化が激しいのも浅草橋の特徴であります。
その浅草橋にいつの間にか現れたカツオ風味のラーメン屋がオープンしていました。煮干し系の魚介スープは幾度か行ったことがありますけど、カツオをダシに使っている店は初めてです。
店内はカウンターのみで、券売機で食券を買ってオーダーします。ラーメンとつけ麺と冷やし麺と様々な種類がある中で、やはりせっかく 「カツオ風味」 に触発されて店に入ったのだから、基幹となるラーメンを食わにゃあ話が始まらないと、各種トッピングが標準で乗っている 「特製らーめん」 を食うことにしました。さらに 「全部入りらーめん」 というのもありましたが、その差って一体・・・・?
お昼時はとっくに過ぎ去っているし、お盆休みとあって、店内はガラガラ。だからじゃないけど、オーダーしたら時間をかけずに供されました。

始めの一口ぃ~

しょっっっぺぇ~~~~っっっっ!!!!

このしょっぱさは結構、ただ者じゃないですね。
ただ、オール魚介では味わうことが出来ないコクみたいなのが感じられたので、 「んっ!?」 と思ったら案の定、オール魚介ではなくてやはり動物系も混ざっていました。いわゆる 「ダブルスープ」 ってやつね。

「丸鶏を中心にした動物系の素材を丁寧に温度管理しながら抽出したスープに、① 削りたてのカツオ出汁 ② 寝かせたカツオ出汁 ③ 低温でとったカツオ出汁 の3つを合わせることによって、飲んだ瞬間の風味と味わいの良さ、広がる旨味の強さ、後味の繊細な奥深さ が堪能出来る構成になってます」

という説明書きでしたが、魚介独特の風味、カツオ独特の風味は感じ取ることが出来ました。
もう一つの “命” である醤油ダレは、 「酵母か生きている生揚げしょうゆと、国産丸大豆を二年以上熟成させて完成した生醤油をさらに二年かけて再度仕込みをした」 醤油をブレンドしているのだとか。それだけタレに拘っているというのは伝わりましたけど、如何せん、しょっぱい。しかし、しょっぱいんだけど、妙な後味がズルズル啜りまくり、気がつけば飲み干していたという、何かに取り憑かれたような味わいを感じました。普通のしょっぱさだったら、ここで “△” か “×” の評価になるんですけど、虜になりそうなしょっぱさという意味合いで出血大サービスの “◎” と評価しました。やっぱりただ者じゃないな・・・。

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麺・・・◎
中太のストレート麺を使用しています。
食感からして、自家製麺かなとも思ったのですが、どうやらそうではなさそう。
「麺固めで・・」 でオーダーしていますが、 「麺プレ基準」 の茹で加減ではありませんでした。しかし、これもスープ同様に、妙に尾を引くんだよなぁ~。麺もただ者では無いですね。

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チャーシュー・・・○
この勢いでチャーシューも・・と期待したんですが、チャーシューはただ者でした。柔らかいのか硬いのか、どっちつかずの、まるで公明党か大阪維新の会かというくらい、中途半端なチャーシュー。おまけに薄っぺらい。それも公明党か大阪維新の会と比較しても勝るとも劣らない薄っぺらさ。まさに 「チャーシュー界のゆ党 (野党でも与党でもない宙ぶらりんな位置づけ) やぁ~」 と彦麻呂風に形容したいですね。

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玉子・・・S◎
すいません、失念してしまったんですけど、玉子も何かのタレに漬け込んでいたようなことがアピールされていましたけど、おそらくカツオ出汁じゃないかなと。しかし、その看板のようなカツオ風味は感じられなかったんですが、半熟でしかも黄身にほんのり甘さを感じた私好みの黄身で、しかも白身も弾力感がある。これはカツオ出汁に漬けようが漬けまいが評価は高いでしょう。

総合評価:A1

満場一致の評価でした。
一瞬ではありますが、 「麺プレ審議委員会を招集か」 と期待を抱かせました。しかし、ご飯がサイドメニューに無かったことが評価を下げ、惜しくも麺プレ審議委員会への答申は見送られました。まぁ、それを差し引いても十二分に美味なるラーメンでしたので、これは大いに宣伝しても良いかなと思いました。

ごちそうさまでした・・・




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