事業者名:本四海峡バス(兵庫)
使用・用途:高速路線仕様(高速「大磯」号に充当)
登録番号:神戸200 か 1260
社番:N0301号車
初年度登録:2003年式
シャシーメーカー:日産ディーゼル工業
エンジン型式:日産ディーゼルPF6HTA型
ボディ架装:西日本車体工業
ボディ型式:西工96MC E-況
車両型式:KL-UA452TAN
撮影日:2014年8月21日(木曜日)
撮影場所:三宮バスターミナル
「今日の1枚」 初登場の本四海峡バスです。随分前に別の内容で取り上げたことがありましたが、なかなか本格的に取り上げるチャンスがありませんでした。
あらためて本四海峡バスについてご説明すると、明石海峡大橋の開通によって少なからず影響を受ける船舶会社の離職者に対する受け皿会社として1995年に設立された事業者です (営業開始は1998年) 。そのせいか、株式の半分強を全日本海員組合が保有しています。いくら離職対策とはいえ、船乗りからバスのウテシになるのは随分と勇気が要る転職だなと思うのですが、 「生きて行くにはしゃーない」 と舵をハンドルに変えて従業員は頑張っています。
路線網の特性上、大多数が西日本JRバスとの共同運行となっており、その殆どが社名の通り、四国への便となっています。近距離では淡路島への便も運行しており、おそらく画像の車も淡路島の大磯港へ向かう 「大磯号」 ではないかと思われます。
本四海峡バスは日産ディーゼル車がメインでしたが、後に三菱も導入されるようになり、日産ディーゼルのバス事業撤退後は基本的に日野か三菱となっています。
画像の車は本四海峡バスでは珍しい、一般路線バスの高速仕様で、ホイールベースもこのシリーズの中では一番長尺の6.5mとなっています。基本は 「大磯号」 専用車のようなので、四国便とは違って比較的近距離に使用されることから、トイレは装備されていません。サンデン交通や中国JRバスにも同じような車が導入されていますが、導入から12年、そろそろ置き換えの声が上がる時期になろうかと思います。実際に、このUAに混じってエアロエースやセレガが充当される機会も多くなっているということなので、近い将来、姿を消すかもしれませんね。
画像の車は本四海峡バスでは珍しい、一般路線バスの高速仕様で、ホイールベースもこのシリーズの中では一番長尺の6.5mとなっています。基本は 「大磯号」 専用車のようなので、四国便とは違って比較的近距離に使用されることから、トイレは装備されていません。サンデン交通や中国JRバスにも同じような車が導入されていますが、導入から12年、そろそろ置き換えの声が上がる時期になろうかと思います。実際に、このUAに混じってエアロエースやセレガが充当される機会も多くなっているということなので、近い将来、姿を消すかもしれませんね。
長年親しまれた白に青のピンストライプが入ったカラーリングから、濃い青にゴールド (黄色にも見える) のピンストライプという新しいカラーのバスも現れ (ピンストライプのデザインは変更なし) 、今後の導入車は全てこの塗装になるのだとか。従来車の塗装変更も有り得ますので、撮影はお早めにといったところでしょうか。
【参考文献】
本四海峡バス公式ホームページ
バスラマスペシャル No.11 「UDマークのバス達」 (ぽると出版社 刊)
バスマガジンスペシャル 「ユーザー系バスボディ完全ガイド」 (講談社ビーシー社 刊)
N0301号車を扱った各サイト
ウィキペディア (本四海峡バス、日産ディーゼルスペースランナーRA)
本四海峡バス公式ホームページ
バスラマスペシャル No.11 「UDマークのバス達」 (ぽると出版社 刊)
バスマガジンスペシャル 「ユーザー系バスボディ完全ガイド」 (講談社ビーシー社 刊)
N0301号車を扱った各サイト
ウィキペディア (本四海峡バス、日産ディーゼルスペースランナーRA)