事業者名:東武鉄道(東京)
仕様・用途:観光貸切仕様
登録番号:群22 あ 1985
社番:7932号車
シャシーメーカー:日野自動車
エンジン型式:日野EF750型
ボディ架装:日野車体工業
車両型式:P-RU638BB
車名:日野ブルーリボン・グランデッカ
撮影日:1989年7月25日(火曜日)
撮影場所:那須・りんどう湖ファミリー牧場
東武バスがまだ、鉄道会社直轄だった頃の1枚です。このカラーリングは、高速路線バス 「いわき」 号が運行開始した時に採用したのですが、程なくして貸切のスーパーハイデッカーに順次、採用されていったそうなんですね。行灯もまだ 「TO-B」 表記になっていますしね。
社番から初年度登録が割り出せるかなと思ったのですが、東武バスの社番は千の位がメーカー、あとの3ケタは通し番号ということで、まったく手掛かりが摑めませんでした。当時は群馬県にも路線網があったことから、営業所もいくつか存在したのですが、RU6のスーパーハイデッカーは太田に1台、桐生に2台、前橋に2台ほど在籍していたみたいで (1993年4月現在) 、画像の7932号車が何年式で何処の営業所に所属していたかは最後まで判りませんでしたが、ボディカラーが一つの手掛かりになろうかと思います。 「いわき号」 運行開始以後だとすれば、1988年以降の導入となりますので、撮影当初は新車だったんだなというのは想像に難しくありません。
この時はゼミ合宿で那須に行ったのですが、折りしも夏休みとあって、りんどう湖のファミリー牧場には日産ディーゼルの4R95からドレクメーラーの二階建てバスまで百花繚乱。個性的なバスが沢山いました。
最近、ブルーリボンのグランドシリーズもとんと見なくなってしまいましたが (残存しているとしても、よぼよぼのジジィですけどね) 、1枚窓の 「グランデッカ」 、2枚窓・低運転台の 「グランジェット」 、そして劇場型シートレイアウトの 「グランシアター」 と、あの時代はそれぞれの使い方や目的に応じてバスが選べた時代でもありました。撮ってる側もあれこれ目移りして、フィルムが何本あっても足りない時代だったんですね。老朽化した証しですけど、重ね重ね良い時代でした。
最近、ブルーリボンのグランドシリーズもとんと見なくなってしまいましたが (残存しているとしても、よぼよぼのジジィですけどね) 、1枚窓の 「グランデッカ」 、2枚窓・低運転台の 「グランジェット」 、そして劇場型シートレイアウトの 「グランシアター」 と、あの時代はそれぞれの使い方や目的に応じてバスが選べた時代でもありました。撮ってる側もあれこれ目移りして、フィルムが何本あっても足りない時代だったんですね。老朽化した証しですけど、重ね重ね良い時代でした。
【参考文献】
バスラマインターナショナル No.18 CD-ROM復刻版 (ぽると出版社 刊)
ウィキペディア (東武バス、いわき号)
バスラマインターナショナル No.18 CD-ROM復刻版 (ぽると出版社 刊)
ウィキペディア (東武バス、いわき号)