登記簿謄本を取得しに、法務局まで行った私。帰宅後、 「コピーを取るのを忘れたっ!」 と慌てふためいてコンビニに駆け込んだ私。何とかコピーを取り終えて、帰ろうとする私。 「でも、せっかく天気も良いことだし、お昼時だし、ラーメン食うには丁度良い時間帯じゃないか」 と帰路を引き返して、ラーメン探しに出た私。宛てもなく、ガソリンをブン撒いただけでしたが、看板で美味そうな店を見つけました。でも、 「何処かで見たことがあるんだよな・・・」 と喉の閊えが取れませんでした。
今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・味噌拉麺 げんまん場所・・・・・・・・・中央区日本橋人形町3丁目 (人形町通り沿い~ 「人形町」 交差点のほぼ角)食ったもの・・・・ 特みそこってりらーめん (チャーシュー、のりをトッピング)¥1,150- (ご飯はサービス)
スープ・・・◎
人形町の交差点角で見かけた味噌ラーメンの店です。看板に掲げてあった味噌ラーメンのメニュー写真を見て、 「おっ! ちょっと美味そうやないかい」 と躊躇せずに入りました。でも、冒頭でお伝えしたように、何か 「すいません、何処かでお見受けしたような気が・・」 と訊ねたくなるほど、その盛り方があるお店によく似ちょるんですよ。しかし、その店の名が出てこず、結局 「味噌ラーメンって何処も似ているから・・」 とお茶を濁して終わらせようとしました。
当然のことながら、基幹メニューは味噌ラーメンなんですが、醤油もラインアップされています。さらに 「豆乳味噌ラーメン」 なるものもありましたが、瞬時に却下。チャーシュー、のり、玉子が標準トッピングされた 「特みそこってり」 をオーダーしました。その商品名も何か聞き覚えのあるような・・・。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきましたが、因みにオーダーを聞きにきたスタッフ、女優の木村文乃によく似ていました。
始めの一口ぃ~
うんめぇぇぇ~~~~~~~っっっっ!!!!!
いやぁ~、このスープ、すんばらしいっ!
商品名は 「特こってり・・・」 ですが、そのこってり感が全然いやらしくない。何か、それらしきことも書いてあったような気がしましたが、こんな濃厚さだったら、全然OKですね。ただ、れんげの底が浅いため、スープを掬うのに苦労しますけど。そのれんげもどっかで見たことがあるんだよな・・・。
麺・・・S◎
浅草開花楼製の中太麺を使用しています。この段階で、ここの店が何たるかというのが判ろうものなのに、まだ思い出せません・・・誠さん ( 「赤い嵐」 の能瀬慶子風に) 。
オーダー時、 「麺固めで・・」 と注文したら、例の木村文乃似のスタッフ、嫌な顔せず、二つ返事でOKしてくれました。そのせいか、茹で加減は最高ランク。こんな茹で方だったら、モンドセレクションでも金賞を貰えますよ。
チャーシュー・・・○
「特こってり・・」 は、チャーシューが標準トッピングされていますが、別途、2枚オーダーしました。それが失敗だったことに気づくのはもう少し後になってからですけど。
最初の一口、二口は良い感じの食感でした。多少工藤かったけど、柔らかさやジューシー感もあり、見た目こそ極硬だったんですけど、食ってみて 「あら、ビックリ」 と良い意味で腰を抜かしました。しかし、長続きはせず、3枚目、4枚目と硬さが増していき、最後の1枚は見た目通りの極硬でした。
玉子・・・×
全然ダメじゃん・・・。
食券機には 「味玉」 って書いてあったような記憶があります。しかし、ご覧のように、極々普通の、板東英二が喜びそうなゆで玉子でした。塩を振りたくなりました。標準トッピングの玉子と別注トッピングの玉子だと差異があるのかなって気もしたのですが、そこまで面倒臭いことやるか? もし、これを 「味玉」 だということであれば、全くの論外でありまして、黄身も味も素っ気もない、無味無臭の汚れを知らない黄身でした。
総合評価:C3
スープや麺で高評価を出しているのに、何故Cランクなの・・・?
それは・・・。
「麺プレッション」 では、どの店も分け隔て無く、美味いなら美味い、美味くないのなら美味くないと甲乙は付けています。 “◎”や “S◎” を出していれば、普通はA評価ですし、ラーメン自体はめちゃめちゃ美味かったです。しかし、評価を下げた原因は実はスタッフなんです。木村文乃ではありません。もう一人、男性のスタッフがいたのですが、何か、ちょっと見てはいけないものを見てしまったような気がします。それが何かは、皆さんが実際に人形町に行って確認して頂ければと思います。差別とか蔑視とかはこういうブログをやる以上、避けなければいけないことなんですけど、やっぱりそれを見た人は一瞬、フリーズすると思います。人が何をしようと、個人個人の自由ですけど、やっぱり拒絶する人もいるので、出来れば隠して欲しいです。一瞬にして 「美味い」 という意識は消えました。
さて、食い終わって店舗画像を撮る時に、看板を見て 「!」 。この 「げんまん」 の出自が判りました。京橋と八丁堀に店舗を構える 「ど・みそ」 で、これに某フードジャーナリストが絡んでプロデュースした店なんですって。そうかぁ、 「ど・みそ」 系ね・・・。言われてみれば、盛り方も味もレンゲも皆、 「ど・みそ」 そのものだった・・・。じゃあ、 「ど・みそ」 と何が違うの? と聞いても、 「・・・?」 なんでしょうね。勿論、ちゃんとしたコンセプトはあるんでしょうけど。それからこのフードジャーナリスト、肩書きこそ 「フードジャーナリスト」 ですけど、実際はただのラーメンマニアだったりします。