来週に迫った 「真子ライブ&ついでの鉄旅」 に備えて渋谷で色々と買い物をしました。
台風の影響で時折、雨足が酷くなる劣悪な気象環境の中、腹も減って昼飯を食うために彷徨いました。ここんところ、ラーメン食ってないなとばかりに、いつもは素通りしてしまう道玄坂の店に寄ってみました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・とんこつらーめん 七志渋谷道玄坂店場所・・・・・・・・・渋谷区道玄坂2丁目 (道玄坂沿い)食ったもの・・・・ 七志味玉らーめん (チャーシュー、のりをトッピング)ご飯を付けて ¥1,359-
スープ・・・○
横浜が発祥の 「七志」 ですが、 「麺プレ」 としては7年ぶりになります。
その7年前は高田馬場店だったんですが、今は撤退しているようです (後から分かったのですが、高田馬場店は今から3年前に撤退したとのこと) 。
かつては、東京にも上記の高田馬場の他、池袋、上野、錦糸町、歌舞伎町にも出店してたようなんですが、今は渋谷と町田の2店舗しかありません。あとは全部神奈川県にあります。
さて、青葉台にある 「七志らーめん」 が 「七志」 の本店だったと記憶していますが、何故か渋谷道玄坂店に “本店” と掲げられています。まぁ、別にそんなことはどうでもいいんですが・・・。
7年前に食った時も基幹メニューである 「七志らーめん」 でした。当初はこってり系の 「こくまろらーめん」 にしようかなと考えていたのですが、いつも突発的に入るので、完全なるリサーチ不足は否めません。完全に 「 「七志」 に行くぞ」 と目的がハッキリとすれば、過去の 「麺プレ」 やデータも見直すのにね・・。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。7年前は画像無しだったので、初お目見えということになります。
始めの一口ぃ~
7年前の 「麺プレ」 を読み返してみると、 「豚骨 (スープ) だけど、あっさりしている。豚骨ならもっとパンチを効かせろよ」 と記述してあります。今回も予備評価では 「あと2~3ミリほど、スープにパンチがあれば・・」 と評価していましたので、結果的には7年前と同じ味だということが解ります。 「七志らーめん」 は、胡麻とニンニクを効かせているのがポイントなんですが (それも7年前に同じことを書いてありました) 、あまりそれは感じなかったな・・。やはり豚骨にしては味がイマイチだったことが先に感じてしまい、胡麻とニンニクの風味は言われれば 「あぁ・・そうかなぁ・・」 的にしか感じられませんでした。
麺・・・◎
豚骨にしては珍しい、中太麺を採用しています。木箱には 「七志」 と書かれてありますので、自社で工場を持ち (旧荏原店が仕込み専門になっている) 、そこで麺を作っているようです。
太さも丁度良い感じですし、茹で加減も申し分ありません。
7年前同様、その意外性に驚きました。
チャーシュー・・・○
チャーシューに使う肉は、国産の 「SPF豚」 を使用しているとのこと。これに創業以来、継ぎ足し使っている秘伝のタレを潜らせているのだとか。鰻の蒲焼きみたいだね。
7年前は 「かってぇ~っ!!」 と悲鳴を上げていたようですが、今回はそんなに硬く感じませんでした。かといって、 「麺プレ」 基準の柔らかさまでは到達していませんが。
煮崩れもしなかったので、それはそれでキチンと作り込まれているんだなというのが率直な感想です。
玉子・・・△
白身の弾力感は多少ありましたが、画像を見てもお判りのように、熟し過ぎ。そして味が全然無い。
「味玉」 と銘打っているのに、全くの無味無臭とはどういう料簡じゃいっ!? これが家系だったら、 “伝家の宝刀” 注入は避けられない情勢でしたが、 「七志」 にはその “伝家の宝刀 (辛子味噌) ” が無いので、代わりに “激辛” と銘打っているラー油 (本来は、餃子に使うものでしょうね) を二、三滴黄身に垂らしてみました。そうしたら、余計に味が酷くなってしまい、この “△” 評価の半分は私の責任でしょうね・・・。
総合評価:B1
結果的には高田馬場と同じ評価になってしまいましたが、スープやチャーシュー、玉子の評価は高田馬場と大きく異なります。あとね、海苔もダメだったな。 「麺プレ」 では評価の対象にはなっていないものの、海苔だって重要な評価材料の一つです。 「七志」 の海苔は、スープに浸すとすぐにドロドロになってしまいます。ヤワいんですよ。同じ海苔でも溶けない海苔はいつまで浸してても溶けないですから。そこを掬って、ご飯に巻き付けて食う。これも 「麺プレ」 においてはラーメン全体の善し悪しを決める重要なファクター。
もし、次回行く機会があったとすれば、今度こそ 「こくまろらーめん」 を食ってみよう・・・。