所有事業者:京都市交通局 (京都)
使用・用途:一般路線仕様
登録番号:京都200 か 1533
局番:1533号車
配置:九条営業所
初年度登録:2006年
シャシーメーカー:日野自動車
搭載エンジン:いすゞ6HK1-TCC型
車体架装:西日本車体工業
車体型式:西工96MC B型
車両型式:PJ-KV234N1
撮影日:2014年3月3日 (月曜日)
撮影場所:京都駅烏丸口
何気に撮った京都市バス。パッと見はどう考えても日産ディーゼルなんですけど、世の中そう甘くないのがバスの世界。当時の富士重工業や西日本車体工業はどのメーカーのバスも架装します。だから、一見して日産ディーゼルのように見えて日産ディーゼルじゃないのがバスボディの奥深さ。実はこの車は日野のブルーリボンシャシーなんです。トウシロじゃ、エンジンの音を聞いたって西工ボディを架装してりゃ、日産ディーゼルだって思うわいっ! (逆ギレ?)
そういえば、同じ京都市バスで西工のB型ボディを架装した車に遭遇して撮った時も、日産ディーゼルじゃなくて三菱ふそうだったと知って愕然としました。もっともその時は、厳密に言えば日産ディーゼルで、OEM供給の 「エアロスターS」 だったので、まぁ、 「当たらずも遠からず」 といったところなんですけど、出来得ればバスの前面にそれぞれのメーカーのエンブレムを掲出して欲しいですね (さらに出来得れば型番も) 。
PJ代の234系は、ジェイ・バス架装であれば (いすゞエルガならLV234、日野ブルーリボン兇覆蕋烹孱横械粥 年がら年中乗っていますけど、さすがに西工ボディ架装車は東京では見かけませんね (導入している事業者もあるんでしょうけど) 。逆に例えば、都バスに導入されたとしても、コーションプレートを見なければ判別が難しいのではと思います。
なお、弊愚ブログのルールとして、標準ボディ架装以外はそのバスの車名は記述しないことにしています。標準ボディであるジェイ・バス架装車は普通に 「エルガ」 あるいは 「ブルーリボン供 と呼称しますけど、西工は一応は標準ボディではないので、データ上でも 「ブルーリボン供 とは表記しませんので、予めご了承願います。もう一つの例として、三菱MS7シャシーを三菱名古屋や呉羽が架装すれば、 「エアロバス」 と呼称するけど、富士重や西工架装車は 「エアロバス」 と表記しないというのと同じです。
【参考文献・引用】
バスマガジンスペシャル 「ユーザー系バスボディ完全ガイド」 (講談社ビーシー社 刊)
ウィキペディア (日野ブルーリボン、いすゞエルガ)
バスマガジンスペシャル 「ユーザー系バスボディ完全ガイド」 (講談社ビーシー社 刊)
ウィキペディア (日野ブルーリボン、いすゞエルガ)