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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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所有事業者:国際興業 (東京)

仕様・用途:観光貸切仕様

登録番号:練馬22 か 5003

社番:288号車

シャシーメーカー:いすゞ自動車

搭載エンジン:いすゞ10PC1型

車体架装:アイ・ケイ・コーチ

車体型式:IK ハイデッカー桟

車両型式:P-LV719R

車名:いすゞスーパークルーザーHD

撮影日:1990年10月10日 (水曜日)

撮影場所:東京ディズニーランド



今も昔も変わらない、国際興業の貸切車カラー。路線車のカラーもデザイン的には変化はありませんが、緑の部分が旧来よりも明るくなっていますよね。
今でこそ、貸切事業は系列会社の国際興業観光バスに移管していますが、この頃はまだ路線も高速もそして貸切もまとめて事業を行っていました。行灯には 「国際興業観光」 と表示されていますが、あくまでも 「国際興業バス」 であって、 「国際興業観光バス」 ではありません。

バス撮り黎明期はまだスーパークルーザーがそんなに多く出回っていない頃で、国際興業の貸切車はLV2系だったり、その前のC5/6系だったりで、撮影するどころか見向きもしませんでした。スーパークルーザーが採用されるようになって、ようやくレンズを向けるようになったんですが、毎度申し上げるようにあの頃は “食わず嫌い” が多くて・・・。

初年度登録はいつか判りませんが、ナンバープレートの数字から、1988年頃の採用ではないかと考えられます。スーパークルーザーを導入して、C5/6系やL2系などの在来車を系列の山梨交通や岩手県交通、秋北バスなどに転配させるフローがこの頃から既にあったようです。
配置も練馬ナンバーなので、おそらく川越街道と環八通りの交差点角にある練馬営業所か当時の板橋営業所かのいずれかだと思われます。池袋の山手通り沿いにも車庫がありますけど、あれは路線バスの車庫でしたよね。

右を見ても左を見てもいすゞ、いすゞ、いすゞだった国際興業の貸切車ですが、2007年に似たような名前の国際観光バスと合併してからは、日野も見られるようになりました。ただ、旧国際観光バスから移転してきた車の大多数が初代セレガだったこともあって、合併から11年経った今、旧国際観光バスからの移籍車は激減しているのではないでしょうか。合併の主導権が国際興業にあるとすれば、遅かれ早かれまたいすゞ一色になることでしょうね。


【参考文献・引用】
ウィキペディア (国際興業バス、国際興業練馬営業所、国際観光バス)

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