今日の 「麺プレッション」 は、予てより行ってみたいと思っていた店に行きました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・泉岳寺駅前 らーめん徳
場所・・・・・・・・・港区高輪2丁目 (第一京浜沿い~泉岳寺駅の近く)食ったもの・・・・徳・塩そばご飯を付けて ¥900-
スープ・・・○
以前から存在は知っていました。何度か行こうと前を通るのですが、路駐は出来ないし、周囲のコインパーキングは全て 「満」 だし、1時半とか2時とかに行くと閉まっているし・・・と、なかなか巡り合わせが悪い店でもありました。バイクで行った時とか電車で行った時でしか行けないんだなって、半ば諦めモードでした。今回は、品川を起点にこの界隈をほっつき歩いていたので、 「せっかくなら、あの店に行こう」 と決めていました。
昼時ですが、すんなり入れました。しかし、店内はカウンターのみで10席あるか無いかの狭隘さ。ゆえに、横のシートピッチも狭い。食っていると肩と肩がぶつかりそうな勢いです。泉岳寺駅のほぼ真上ですけど、周囲はどちらかというと、住宅地になります。ビルなどの商業エリアは、品川駅寄りともう少し田町寄りにあるので、ここはちょうど谷間になります。でも、周辺のサラリーマンが訪れるようですが、昼時になると、行列も出来ます。
ここの店は塩ラーメンオンリーなんですね。だから、必然的に塩をオーダーすることになるのですが、チャーシューと玉子とのりが標準トッピングされている 「徳そば」 をオーダーしました。
始めの一口ぃ~
これ、塩ラーメンだよな・・・。
何だか、真湯を啜っているような、そんな錯覚に陥ります。いわゆる 「淡麗系」 のスープになりますか。そうやってスープを啜れば、それはそれで美味いと思いますが、塩ラーメンの主たる本質を鵜呑みにして啜ると、もしかしたら痛い目に遭うかもしれませんね。もっとも、 「本当の塩ラーメン」 はしょっぱいのか否かというのはよく判っていないのが実状ですけど、 「サッポロ一番塩ラーメン」 が基幹だとすれば、かなりの淡麗系になります。
麺・・・◎
ストレートの細麺を使用しています。
「麺固めで・・」 という要望には応じてくれました。その茹で加減はかなりの絶品級。まぁ、博多ラーメンに代表されますけど、細麺でも良い感じの 「カタメ」 は出来るんですね。
チャーシュー・・・○
最初、期待したんですけど、いざ食うと、ちょっと硬いかな。ただ、当を得た表現が難しいのですが、最初硬く、食っているうちに徐々に柔らかくなる・・・。こういう形容しか思い浮かばないんです。ということは、最初から柔らかいのかなとも思うのですが、確かに、セラミックのようなガチガチに硬いわけではないので、実質は柔らかく作られているんですね。何とも不思議なチャーシューでした。
玉子・・・○
半切りで、白身もヤワかったですけど、黄身が今回は良かったです。
遠く微かにほんのりと甘さが滲み出ていました。これで1個まるまるの提供だったら、もしかしたら評価は上がっていたかもしれません。
総合評価・・B1
食い終わってみれば、平均点だったか。
スープは 「淡麗系として」 啜れば、文句なしの高評価だと思いますし、麺の茹で加減も絶品級です。でも、当を得た表現が難しいのですが、あと一歩、何かが足りないような気がしたんです。それこそ、スープの濃さなのか、トッピングにのりを付けるとか、店主の愛想をもう少し良くするとか、様々な要素が挙げられますけど、老朽化が叫ばれる私にはもしかしたら、この味が良いのかもしれませんね。この店が良いか悪いかは、700店目に行く事が決まっている塩ラーメンの人気店如何によって左右されるのかもしれません。