第494回放送 (1987年8月20日)
お盆休みも終わり、夏休みの終焉が刻々と近づいている中でしたが、相変わらずバイトに精を出していたようです。今に続く仕事熱心 (自分で言うか?) さはこの時から培われていたんだなって、あらためて実感しました (自分で言うか?) 。
先ず始めに、各部門のランキングを発表しましょう。
【レコード総合売り上げベストテン】
第1位:ポケットに太陽/西村知美第2位:MARIONETTE/BOØWY第3位:Nile in Blue/菊池桃子第4位:50/50 (フィフティー・フイフティー) /中山美穂第5位:アマリリス/渡辺美奈代第6位:WANDERER/チェッカーズ第7位:十六夜物語/河合奈保子第8位:Someday Loves You -明日の恋人- /BaBe第9位:君だけに/少年隊第10位:Miss Lonely Eyes/1986 OMEGA TRIBE【有線放送ベストテン】第1位:君だけに/少年隊第2位:MARIONETTE/BOØWY第3位:命くれない/瀬川瑛子第4位:BLONDE/中森明菜第5位:ろくなもんじゃねえ/長渕剛第6位:スマイル・アゲイン/小泉今日子第7位:WANDERER/チェッカーズ第8位:50/50 (フィフティー・フイフティー) /中山美穂第9位:想い出迷子/チョー・ヨンピル第10位:ロンリー・チャップリン/鈴木聖美 WITH RATS & STAR【ラジオ総合ベストテン】第1位:WANDERER/チェッカーズ第2位:50/50 (フィフティー・フイフティー) /中山美穂第3位:君だけに/少年隊第4位:MARIONETTE/BOØWY第5位:Miss Lonely Eyes/1986 OMEGA TRIBE第6位:スマイル・アゲイン/小泉今日子第7位:白夜 -byaku-ya- /THE ALFEE第8位:パンドラの恋人/南野陽子第9位:-3℃/ゆうゆ第10位:All I Do/玉置浩二【はがきによるベストテン】第1位:WANDERER/チェッカーズ第2位:君だけに/少年隊第3位:反逆のアジテイション/シブがき隊第4位:白夜 -byaku-ya- /THE ALFEE第5位:All I Do/玉置浩二第6位:追憶/五木ひろし第7位:Someday Loves You -明日の恋人- /BaBe第8位:Stand Out!/男闘呼組第9位:Miss Lonely Eyes/1986 OMEGA TRIBE第10位:-3℃/ゆうゆ
このような結果になっています。これをコンピュータにデータをインプットして割り出されたのが、今週の総合ランキングということになります。
今回は残暑見舞い企画として、各地方から予告ともいえる中継で幕を開けました。また、冒頭で黒柳さんは 「この夏は悲しいことがありましたけど・・・」 というような発言をしていましたが、不幸でもあったのでしょうか?
それでは、今週の総合ベストテンを発表しましょう。
第1位:WANDERER/チェッカーズ 8730 ④ (東京・ニッポン放送から)
第2位:君だけに/少年隊 8267(愛知・名古屋 「名宝劇場」 から)
第3位:50/50 (フィフティー・フイフティー) /中山美穂 8264第4位:MARIONETTE/BOØWY 8067(ステージに専念するため)
第5位:Nile in Blue/菊池桃子 74265 (レコーディングのため)
第6位:ポケットに太陽/西村知美 7230 初第7位:Someday Loves You -明日の恋人- /BaBe 66271 (大阪・玉姫殿から)
第8位:アマリリス/渡辺美奈代 6459(大阪・高槻 「玉姫殿」 から)
第9位:Miss Lonely Eyes/1986 OMEGA TRIBE 63242 (リハーサルのため)
第10位:All I Do/玉置浩二 6193 初 (東京・渋谷のスタジオから)第11位:-3℃/ゆうゆ 6059第12位:十六夜物語/河合奈保子 5896第13位:ろくなもんじゃねえ/長渕剛 5535第14位:スマイル・アゲイン/小泉今日子 5333第15位:命くれない/瀬川瑛子 5072第16位:白夜 -byaku-ya- /THE ALFEE 4565第17位:大人はわかってくれない/立花理佐 4529第18位:哀愁ピュセル/伊藤美紀 3599第19位:反逆のアジテイション/シブがき隊 3495第20位:BLONDE/中森明菜 3437スポットライト:徳永英明 「輝きながら・・・」
1~4位に変動は無く、下位も大きな変動はありません。最近にしては珍しく、落ち着いたランキングと言えるのかもしれません。
少年隊は名古屋からの中継でしたが、出演映画の上映後にメンバーがいきなり現れるというサプライズ企画。観客は何も知らなかったので会場は爆発寸前の大騒ぎでした。なお、CBCアナウンサーの松山香織氏ってオールナイターズのメンバーだったあの松山香織のこと?
中山美穂はよく弟の話をしますけど、妹 (中山忍) については声高に話をしませんね。仲悪いのかな?
西村知美は自慢のテレフォンカードコレクションを披露していました。今や絶滅寸前のテレカでしたが、1987年当時は携帯電話も本格的ではなかったため、公衆電話がまだまだ幅を効かせていた時代。それでテレフォンカードが必須アイテムになるわけですが、贈答用を含めたノベルティグッズとしても重宝されました。JRのオレンジカードもそうでしたが、西村知美同様に、集めた方も多いのではないでしょうか。 「電電公社」 のロゴも懐かしいですね。
渡辺美奈代は大阪のフェスティバルホールで、BaBeは京都の京都会館でそれぞれコンサートがあって、その中間である高槻市の玉姫殿という結婚式場で同時に中継をやっちゃえという企画で、先ず始めに到着したのはBaBeでした。車で行くよりも新快速で行った方が早いでしょ。
安全地帯の玉置浩二は初めてのソロとなります。後に 「キ・ツ・イ」 や 「田園」 といったヒット曲が出ますが、その先駆けになったのがこの 「All I Do」 になります。
「スポットライト」 は彗星の如く登場した感じのある徳永英明。
意外ですが、徳永英明も 「スター誕生!」 にエントリーしたことがあって、決戦大会までこぎ着けたものの、スカウトボードは上がりませんでした。この時、松本明子や本田美奈子も出場していました。
デビューは1986年で、この 「輝きながら・・・」 は4枚目のシングルになります。これがフィルムのCMソングに起用されて見事にヒットするわけですが、あのCMって、バレーボールの日本代表が出てませんでしたっけ? 当時の私は、意味も無くバレーボールの日本代表に敵意を剥き出しにしていたので、このCMが流れると、意識的にチャンネルを変えていた記憶があります。
最近の徳永英明は、女性ボーカリストの歌をカヴァーした 「VOCALIST」 シリーズが話題となりましたが、同時に度重なる病気との闘いも記憶に新しいところですね。