事業者名:中国バス(広島)
仕様・用途:都市間高速路線仕様(高速「みよしワインライナー」号に充当)
登録番号:広島200 か 1628
社番:I0007号車
配置:三好営業所
初年度登録:2000年式
シャシーメーカー:いすゞ自動車
搭載エンジン:いすゞ8TD1型
ボディ架装:いすゞバス製造
車両型式:KL-LV774R2
車名:いすゞガーラHD
撮影日:2014年8月23日(土曜日)
撮影場所:大阪市淀川区宮原・新大阪トラストタワー前
こないだ、中国バスの高速バスが炎上していましたね。大門軍団も腰を抜かすほどの大炎上だったわけですが、幸いに死傷者はいなかったものの、整備不良の疑いもあったりするので、ツアーバスのことは非難出来ないですな。それで、思い出したかのように、中国バスのガーラを取り上げる次第です。
炎上したのは、多分、2000年式のKC-LV781R1じゃないかと思われますが、よく高速バスを利用する私にとって、しかも来月には夜行高速バスを利用することもあって、他人事とは思えない事故でした。
炎上したのは、多分、2000年式のKC-LV781R1じゃないかと思われますが、よく高速バスを利用する私にとって、しかも来月には夜行高速バスを利用することもあって、他人事とは思えない事故でした。
現在の中国バスは、2006年に経営破綻した旧中国バスを両備ホールディングスが受け皿となって再生させた “二代目” になります。両備は他にも2012年に岡山の井笠鉄道と東京のニッコー観光バスを子会社化させており、それ以前から支援をした岡山電気軌道や南海電鉄貴志川線 (現、和歌山電鐵) と合わせて産業再生の一翼を担っていることでも知られています。ただ、中国バスに関しては、広島電鉄、広島バスと並び称される広島バス会社のトップ3に数えられるだけあって、経営破綻は大きな衝撃をもたらしたわけですが、旧中国バス時代から経営はずさんだったという話は聞いたことがあります。両備グループに入ってからもコンプライアンス違反は後を絶たず、2013年には国交省から乗務時間等遵守違反や点呼義務違反などで警告を受けています。経営陣は変わっても中身が変わらなければ何も変わらないという典型例だったりします。
営業エリアの関係から、全車両の8割近くが福山ナンバーの中国バスにあって、広島ナンバーを持った車はある意味で希少価値が高いのかなという気がします。
旧中国バス時代は日野やいすゞがメインでしたが、1990年代に入って三菱も導入されるようになりました。また、超豪華な夜行高速路線バス 「ドリームスリーパー」 も気になるところ。こういうのをきっかけに、社員一人一人のプロ意識が向上すればと期待しています。
旧中国バス時代は日野やいすゞがメインでしたが、1990年代に入って三菱も導入されるようになりました。また、超豪華な夜行高速路線バス 「ドリームスリーパー」 も気になるところ。こういうのをきっかけに、社員一人一人のプロ意識が向上すればと期待しています。
【参考文献・引用】
バスラマインターナショナル No.143 (ぽると出版社 刊)
高速バス時刻表 (交通新聞社 刊)
ウィキペディア (いすゞガーラ、ジェイ・バス、両備ホールディングス、中国バスなど)
バスラマインターナショナル No.143 (ぽると出版社 刊)
高速バス時刻表 (交通新聞社 刊)
ウィキペディア (いすゞガーラ、ジェイ・バス、両備ホールディングス、中国バスなど)