東京駅に切符を買いに行ったのですが、その後、アキバに行きました。彼方此方まわっているうちに腹が減ってきましたが、ただでさえ食う場所に困らないアキバですけど、最近はラーメン屋も多く出店するようになりました。以前は神保町や神田あたりが多いかなって気がしたのですが、今はやはりアキバでしょう。さすが世界的観光地。それで 「ラーメンにすっか・・」 と、探しまして、見つけた1軒の店。そういえば、しばらく行ってないなとほぼ即決状態でした。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・秋葉原ラーメン わいず
場所・・・・・・・・・ 千代田区外神田3丁目 (蔵前橋通り沿い)食ったもの・・・・ のり玉ラーメン (チャーシューをトッピング)ご飯を付けて ¥1,140-
スープ・・・○
「らすた」 と並び称される、家系インスパイアの代表格が 「わいず」 です。複数の媒体で 「 「らすた」 と 「わいず」 は家系だ」 と記述していますけど、この2店はあくまでも “インスパイア” 系であり、決して家系ではありません。その 「わいず」 は神田が本拠地で、赤坂にも直営店がありますが、昨年だったか、アキバにも出店しました。元々、 「十紋字」 という名のラーメン屋で、一昨年の 「東京ラーメンオブ・ザ・イヤー」 の大賞にも選ばれた人気店でしたが、何故か店名を変えての再出発。何があったのでしょう・・・?
さて、神田の 「わいず」 は旧 「麺プレ」 時代に行ったことがありますが、それっきり全然足を向けることはありませんでした。だから、少なく見積もっても10年以上は行っていないことになります。10年間で私の味覚 (舌覚) も変化しましたし、旧 「麺プレ」 時代とはまた違った評価も出来ましょう。
今回は、オーソドックスに基幹メニューである醤油豚骨をチョイスしますが、のりと玉子が標準トッピングされている 「のり玉ラーメン」 をオーダーし、さらにチャーシューを別注トッピングします。通常はチャーシューメンに玉子やのりをトッピングするんですけどね。今回は逆です。
店内はカウンターのみで10席あるか無いかの狭隘なキャパです。私が入った時は、まだかき入れ時前だったので、すんなり入れましたが、 「十紋字」 だったらそうはいかなかったかもしれませんね。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。
始めの一口ぃ~
家系インスパイアの有名店だというのは、先程も申しましたが、味的にはどちらかというと、 「吉村家」 を筆頭とする “直系系” のそれに限りなく似ているかなという感じです。醤油ダレのしょっぱさが余計にそう感じさせます。ただ、直系系はあんなにドロッとはしていないかなって。かなり煮込んでいる裏返しでもありますが、本家の家系よりか些かではあるものの、濃厚かなという気がしました。
麺・・・○
一応、自社ブランドの麺を使用していますけど、まぁ、製麺所と契約して自社ブランドにしているか、自社で製麺工場を持っているかのいずれかでしょうね。
神田本店では 「バリカタ」 も可能だという話を聞いたことがありますが、アキバでそれがOKなら、やってみたかったですね。それらしき文言がちょっと見当たらなかったので、今回は普通の 「カタメ」 で落ち着きました。でも、お世辞にも褒められる茹で加減ではなかったですね。あれは “普通” の茹で加減ですよ。
チャーシュー・・・◎
スープもさることながら、小振りですけどチャーシューも 「吉村家」 にそっくりです。まさか作り方を教わった? んなわけは無いと思いますが、良い感じの食感なんですよ。ただ、数が多いので、後半、ちょっと胃もたれ気味になりました。
玉子・・・◎
半切りなのが惜しいんですが、白身の弾力感、黄身の熟し加減と味は完璧でした。1個まるまるの提供だったら、満場一致で“S◎”でしたね。なかなか良い玉子でした。
総合評価・・・A2
「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー」 は自称 「ラーメン評論家」 を名乗るラーメンヲタクが審査員を務めているようで、そいつらに泣かされたラーメン店は数多いそうですけど、もし 「十紋字」 の味をそのまま継承していれば、たまには評論が当たることがあるんだなと認識します。でも、 「十紋字」 と 「わいず」 は何か、違うような気がします。
“◎” が二つもつけば、Aにしないわけにいかないでしょうということで、この評価になりましたが、普通に美味いとは思います。