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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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今日の1枚・525

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事業者名:十王自動車(群馬)

仕様・用途:観光貸切仕様

愛称:King Star

登録番号:群馬22 あ 2509

シャシーメーカー:いすゞ自動車

搭載エンジン:いすゞ10PD1型

ボディ架装:富士重工伊勢崎

ボディ型式:富士重15型HD-2

車両型式:U-LV771R

車名:いすゞスーパークルーザーSHD

撮影日:1993年1月17日(日曜日~※)

撮影場所:浜松町バスターミナル

※・・たぶん

群馬のバスファンには懐かしいであろう、統合合併される前の十王自動車時代のスーパークルーザーです。登録番号からしておそらく1991~1992年頃の納車ではないかと思われます。 「今日の1枚」 のNo.246で取り上げた館林観光バスのエアロクィーン・K (昨今、廃車になった模様) の番号と限りなく近似値だったこともあって、館林のAQKもその頃の導入と考えられます。愛称が示すように、十王自動車としてはフラッグシップだったのかもしれませんね。

十王自動車は1945年に創立した老舗事業者なんですが、早くから東武グループに加盟していました。そして2004年に群馬県内 (縄張りは主に熊谷市) でタクシー業を営んでいた国際ハイヤーと対等合併を実施して、国際十王交通となりました。国際ハイヤーは国際興業と関連がありまして、1957年に国際興業が群馬県の熊谷や太田などで展開していたハイヤー事業を引き継ぐ形で設立したのが最初で、翌年東武グループに加盟しました。そして2002年に両毛観光バスを合併して貸切事業に参画し、2003年には足利市のコミュニティバスをきっかけとして路線バス事業にも参画しました。
この辺りもきちんと整理しないと把握出来ないのが実状です。

今では東武グループの共通カラーになっていますが、画像のようにかつてはオリジナルのカラーリングを採用していました。いわゆる 「CI」 の一環で、グループカラーになってしまいましたが、私が撮りバスに夢中になっていた1990年代からこうした傾向が彼方此方で見られるようになりました。西武や名鉄、国際興業のように従前からグループの共通カラーを採用してた事業者もあるにはありましたが、1990年代に入ってそれがもっと顕著なものになり、京成 (京成は1980年代後半から部分的に共通カラーを採用) 、京急、京王、小田急、富士急、そして東武と、電鉄系は皆、 「右に倣え」 的にCIによる共通カラーを続々と採用していきました。それも 「 (バス撮りが) つまんないな・・・」 と思い始めた一つの要因です。


【参考文献・引用】
ウィキペディア (いすゞスーパークルーザー、国際十王交通、国際ハイヤー、十王自動車)

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