朝の熱海です。
こないだ、組合の会議に出席した際に撮ったものですが、熱海も随分と変わったような気がします。
彼方此方にリゾートマンションが建ち並び、撮影こそしなかったものの、熱海の駅舎も大化けしました。何か、昔ながらの温泉街の佇まいはどっかに消えてしまったかのような錯覚さえ感じました。
伊東や下田にも同じことが言えますが、 「変わって欲しい」 部分と、 「変わらないでいて欲しい」 部分とが交錯するのが伊豆でして、変わらないとこのままジリ貧状態が続くし、変われば変わったで自然豊かな伊豆の風景が一変してしまう不安が過ぎります。
「鉄道」 のコーナーで、伊豆急を取り上げた時も同じことをお伝えしたかと思いますが、変わるのであれば、伊豆の人々が自然を残しつつも自ら手を出した方が良いと思います。他所様が自然を壊して見かけだけの変化なんてロクなものが出来ないし、望みません。1980年代後半のバブル期が良い例じゃないですか。確かにその時期は伊豆も潤っていて、開発の手が彼方此方から忍び寄っていましたが、バブルの崩壊とともに、それは骨骸化してしまいました。今もその 「兵どもの夢のあと」 的なオブジェと化した残骸を見ることが出来ますが、所詮、 「形だけの変化」 なんてそんなもんですよ。
そうは言っても、お金があったら、こういうリゾートマンションには住んでみたいなとは思います。
でも、地震が怖そう・・・・。