久々の 「麺プレ」 です。
午前中は色々とバタバタしておりまして、昼前にようやく出かけられたのですが、これといって宛てもなく、 “上司” から薦められた家系の店に行ってみようということで。永代通りを走っていたら、門前仲町に見慣れない店を発見しました。 「あれっ!? 確かここ、家系じゃなかったっけ・・?」 と疑念を抱きつつも、店名がちょっと気になったので、急遽予定を変更し、多摩の奥地から下町に寝返りました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・肉麺 金の豚
場所・・・・・・・・・江東区富岡1丁目 (永代通り沿い)食ったもの・・・・特製濃厚醤油豚骨¥950- (ご飯はサービス)
スープ・・・○
門前仲町駅の程近く、深川不動尊の程近くにある店です。ここは以前、家系の 「黒潮家」 があった場所で、 「麺プレ」 でも昨年末に行って紹介しました。亜流にしては美味い店だったので、少々勿体ないなって気がしたのですが、 「黒潮家」 は路線変更して失敗して家系に出戻ったかと思いきや、葛西店もいつの間にか撤退していたので、もしかすると 「黒潮家」 そのものが撤退した可能性があります。重ね重ね、葛西も門前仲町も美味かっただけに残念でなりません。
その後釜で門前仲町に店を構えた 「金の豚」 ですが、聞いたことがある店なんですよねぇ~。京都にも同名の店があるので、混同しがちですが、今のところ、全く別物のようです。
“濃厚” を謳い文句にしている店で、味噌、醤油、魚介つけ麺とラインナップされていますが、基幹はどうも、醤油のようです。そこで醤油をオーダーすることにして、チャーシューや玉子が標準トッピングされている 「特製濃厚醤油豚骨」 を選びました。ラーメンをオーダーすると、ご飯は食い放題になります。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。
始めの一口ぃ~
最初の一口は、一瞬だけ 「美味いっ!!」 と絶賛しました。濃厚なのにあっさり感が前面に出ていました。こりゃあいいと二口、三口とスープを啜るのですが、徐々にメッキが剥がれてきました。あっさりに感じたのは、何のことはない、薄いだけだったんです。タレとダシの配合が偏ってて、私的には、ダシ7に対して、タレ3かなと。もう少し、タレの量を多めにすると、良い感じのスープになるんじゃないかと思います。ましてや、背脂がビッシビシ乗っかってますので、薄いスープだと完全にキモくなります。
麺・・・○
菅野製麺製の平打ちがかった太麺を採用しています。
これも最初の一口は 「うんっ!」 と頷いたのですが、やはり二口三口食っていくうちに、全然固くないことがバレました。上っ面だけだったようで、それでも 「麺固め」 なんでしょうね、ここの店の茹で加減の定義は。確固たる根拠は無いんですが、この茹で加減、醤油味だったから何となく許せたような気がします。味噌だったら、ぶっ飛ばしものかもしれません。
チャーシュー・・・△
バラ肉を使っている・・・・らしいんだけど、バラ肉っぽいジューシー感と柔らかさは無かったように思います。柔らかいのは柔らかいんですけど、違う意味です。私が最近、好まなくなった脂身の工藤いチャーシューで、今も胸焼け感が全身を覆っています。
玉子・・・×
一言で言えば 「ダメ」 。
黄身の熟し加減はどうにか及第点だけど、半切りだし、白身がグチュグチュだし、箸で摘まんだら崩れたし、もう良いとこ無しのダメ玉子でした。
総合評価:C1
やっぱり、多摩の奥地に行けば良かったか・・・。
往年の名画じゃ無いけど、 「 “黒潮家” カンバァ~~~ッッック」 って叫びたいですね。
そういえばこの店、ある有名ラーメンマニア (一応、自称 「ラーメン研究家」 ) が絶賛していたようですが、敢えて言わせて下さい。
「おめぇの味覚ってどうなってんじゃいっ!!!???」
だから、ラーメンの味覚は十人十色で、一人二人の味覚だけで、その味を評価しちゃいけないんですよ。