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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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麵プレッション645~栄家

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今日の 「麺プレ」 は、、前々から気になっていた店に行きました。
昨年までは違う名前の店でしたが、今年に入って店主が替わったようで、期待が持たれたのですが・・・。
今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・横浜家系ラーメン 栄家
場所・・・・・・・・・ 中央区築地1丁目 〈平成通りから少し入ったところ~築地警察署の近く)
食ったもの・・・・ ラーメン 〈チャーシュー、味付玉子、のりをトッピング)
          ¥1,130- 〈ご飯はサービス)
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スープ・・・×
昨年、車でこの界隈を走っていたら、 「幸家」 という名の家系の店を発見しました。木で作った看板がどことなく重厚感を漂わせ、期待を抱かせたのですが、何度か通っても営業している様子は見当たりません。そこでこの界隈で仕事をしている仲間にあるルートを伝って、情報を聞き出したところ、 「殆どやっていない。そこは代々ラーメン屋なんだけど、しょっちゅう店が変わっている。この 「幸家」 もじーさんとばーさんが切り盛りしてて、何だか入れない」 というのが最初の調査結果報告でした。程なくして再びそこを走ったら、何と店じまい。  「店主が体調不良のため、閉店します」 という張り紙付きで。しかし、年が明けてまた前を通ったら、張り紙の内容が変わっていました。 「店主が体調不良のため、当分の間、休業します」 という文言になっていたんですね。ってことは、体調が回復したらまた店を始める気ではあるんだ・・。
2月だか3月の始めだか、 「幸家」 の看板が外されて、中を改装工事している模様。どうやら、 「幸家」 は撤退し、店もろとも別の人の手に渡ったようです。そしてオープンしたのが 「栄家」 ということになります。再び、あるルートを使って情報を聞き出したところ、 「若いにーちゃんが (・・基本的ににーちゃんは若い) やっているみたいで、行ってみる価値はあるかもしれない」 という調査結果報告でした。
築地といえば、近くに魚河岸と場外市場があり、まさに 「食の激戦地」 であると同時に、ビルが多く建ち並んでいて、サラリーマンの数も多い街だったりします。それこそラーメンの味覚は十人十色。美味くないと判断されたら、 「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」 じゃないけど、奈落に突き落とされてしまいます。少し遠出をしても行ってみる価値はあるかどうか、今回試してみました。
店内は結構狭隘で、一応、テーブル席もあるみたいですが、カウンターがメインの店です。メニューは基幹となる醤油豚骨を始めとして、味噌ラーメンなんかもラインナップされています。この段階で 「・・あかん」 と感じました。 「味玉ラーメン」 があるのに、 「チャーシューメン」 が無いというのがどうかと思いますが、そこは気を取り直して、 “いつものメニュー” でオーダーします。
昼時とあって、それなりに客数は多かったと思いますが、この界隈は前述の魚河岸がある関係で、寿司屋が多いんですね。平成通り沿いにある寿司屋は、何日かに1回 〈月に1回かな?) 、強烈な行列 (・・・ダジャレ?) が出来ます。この 「栄家」 もそんな行列になるといいですね。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきましたが、トッピング類は別皿で供されます (全体画像は、そのトッピング類を全て乗っけた状態のものです) 。

始めの一口ぃ~

ブッ!!

何やこれ・・・?
全然家系のスープじゃないです。
家系独特の匂いや味は全然しないし、家系のスープというよりも、「サッポロ一番しょうゆ味の出来損ない」 というイメージです。
濃厚さもさることながら、とにかく薄い。そこで、 “伝家の宝刀” を注入しようと思ったのですが、肝心の “伝家の宝刀” が見当たらない。何なんだよ・・・。
醤油とおろしニンニクをブレンドしようかとさえ思いましたが、何だか余計に味がミオチクリンになりかねないので、そのまま啜ることにしました。

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麺・・・○
「よこはま家」 という名前が麺ケースに刻み込まれていました。 「よこはま家」 ってどっかで聞いたことがあるんだよなぁ~。さらに 「ファミリーラーメン」 と言う名の木箱もあり、 「どっちなんだよっ!?」 と聞きたくなりました。
それはそれとして、麺の茹で加減はまあまあで、モッチリ感が好印象でした。

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チャーシュー・・・○
大きいチャーシューですねぇ~。
こんだけ大きいと、味が大味になったり、また硬さもハンパなくなることが往々にしてあることなんですけど、今回のチャーシューは、その不安を良い意味で外してくれて、柔らかさとジューシー感が折り重なった良いチャーシューでした。

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玉子・・・○
あれも 「味付け・・」 って表現するのかなぁ~?
ご覧の通り、ちょっと熟し過ぎなんですけど、予備評価では 「味が全然ついていない」 とされていました。しかし、後々になって、ほんのりと舌に残り香みたいなのがあって、 「表立たない味」 とでも表現するべきなんでしょうけど、ジワジワときましたね。

総合評価:C1

やはり、スープに尽きますね。何処で修行したんじゃい?
これだったら、本願寺前の 「築地家」 の方がかなりマシですね。
当初は、スープだけで 「論外」 にしようかとさえ思いました。でも、麺やチャーシュー、玉子とかで挽回しまして、何とか “C” 評価まで上げたのです。
冒頭、お話ししたように、ここは代々ラーメン屋だそうですが、いずれも長続きしないみたいで、ある意味 “鬼門” 。 「その “鬼門” をブチ破ってみせる」 という店主氏の意気込みが伝わってきそうですが、ブチ破るんだったら、まずスープをちゃんとしてからにして下さいね。


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