9月26日 (土曜日) 曇り
今日から3連休です。
今日は久しぶりに 「早朝ツーリング」 を予定していたのですが、前日から降っていた雨がいつ止むか分からなかったので断念し、日曜日の未明に出発することにしました。それから、福井旅行に些かの変更点があったので、切符、特に夜行バスの切符を買い直しました。
そして、昼飯は近所で回転寿司となったのですが、食いながら些か苦言を呈したいと思います。
回転寿司は、好きなネタを好きなだけ食べられるというのが最大のメリットで、私も 「スシロー」 や 「くら寿司」 、羽振りの良い時だけ 「銚子丸」 をメインに利用させてもらってます。
最近の回転寿司も随分と様変わりして、寿司の他に 「酒肴かよっ!?」 と思うくらいのつまみ、デザート、そしてラーメンなどもラインナップされていて、寿司屋なんだかファミレスなんだか判らない事態になっています。もっとも、江戸時代の寿司は今風にいえば 「ファーストフード」 的な扱いだったそうで、なかなか敷居を跨げなくなったのは、それなりのネタを使うようになったから。そういう意味で言うと、回転寿司はまさに “原点回帰” になるのですが、ここでちょっと問題点が。
前述のように、回転寿司は 「好きなネタを好きなだけ食べられる」 というのを最大のセールスポイントとしているのですが、今は回っているネタを取って食うよりも、握りたて、出来たてのネタを注文して食う傾向が多いようですね。だから、不人気のネタはいつまでも回りっぱなしで、選ばれなかったら廃棄となってしまいます。これ、勿体なくないですか?
回転寿司事業を展開している企業や、店舗によってバラつきはあるみたいですが、作ってから2~3周が目安のようですね。私はどちらかというと、 「回転しているネタを取る≧注文する」傾向が強いです。中には回っているネタを無視して、回っていても敢えて注文する人もいるでしょう。そりゃあ、何周もして干からびたネタよりも、たとえ機械が握ったとしても、握りたての方が美味しいに決まってますからね。でも、そしたら何のための回転寿司なんでしょう?
だったら、いっそのこと、全部注文制にして、それだけをコンベアに乗せるというシステムに切り替えた方が良いような気がします。そうすれば、取られなかったネタを廃棄にすることは無くなりますし、手間も省けます。かつて、嘉門達夫の歌に 「私はバッテラ」 というのがありました。回転寿司をテーマにしたパロディソングなんですが、何周しても取られない (食べられない) 不人気のバッテラの気持ちを歌にしたもの。今の回転寿司にも同じことが言えるような気がします。
今の食生活に警鐘を鳴らすつもりでお伝えしました。