ちょっと野暮用があって川崎まで出かけまして、その帰り道、 「やっぱ、今日はラーメンだろうな・・」 と思いながら車を走らせていました。そして ｢今日こそ、三田のあの店だろうな・・」 と決意を新たに三谷向かっていました。開店していたのですが、見つけるコインパーキング全てが ｢満車」 ｢満」 表示ばかりで車が停められません。こないだ２６ｋｍ／ｈオーバーでパクられたばかりですので、駐禁で無駄なお金を払いたくありません。やむなく諦めて再び走らせるのですが、頭を過ぎったのは新橋でした。しかし、引っ張られるように浜松町に方向を転換して、結局、また浜松町で食うことになりました。
不本意ながら、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・麺やポツリ
場所・・・・・・・・・港区芝公園２丁目 （増上寺大門の近く）食ったもの・・・・特製中華そば （チャーシュー、味玉、のりをトッピング）ご飯を付けて ￥１，４８０－
スープ・・・○
前回の 「そら」 に続いて、芝大門からの ｢麺プレ」 になります。
今回はその 「そら」 のほぼ対面になる場所にあるのですが、 「そら」 が港区芝大門で、今回の 「ポツリ」 は港区芝公園になります。
「家系でも・・」 という気持ちが傾くのですが、どうしても ｢壱角家」 には行く気がしなく、かといって、 “家系インスパイア” の 「たかし屋」 も論外。消去法で 「ポツリ」 になりました。
メインはつけ麺のようですが、 ｢中華そば」 と銘打って、普通のラーメンもラインナップされています。今回は何も表記はされていませんでしたが、おそらく各種のトッピング類が標準で乗っかっているであろう ｢特製中華そば」 をオーダーしますが、これが後々、失敗へとつながるのです。
店舗はかなり狭隘で、混んでると出入り口から奥の席まで移動するのにかなり苦労を要します。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。
始めの一口ぃ～
節系だというのは知っていましたが、結構濃厚です。熱々なのが良いじゃないですか。
あとは・・・あまり無いです。えっ!? それだけ？
麺・・・○
“中華そば” らしく、ストレートの細麺を使用していますが、縮れてても良かったんじゃないかと思います。
茹で加減については、やっぱり 「最初の一口」 は 「おぉ～っ!!」 って感じたのですが、二口、三口食ううちにその感動は失せ、徐々にフェードアウトしていくのが分かりました。中華そばで ｢麺固め」 をオーダーするのは酷かな。
チャーシュー・・・○
おそらく ｢特製中華そば」 には、チャーシューが２～３枚乗っかっているんでしょう。それでも私は別注トッピングでチャーシューをオーダーしたのです。でもこの時はまだ ｢オレは “特製中華そば” をオーダーしているんだ」 ということに気づいていませんでした。
肝心のチャーシューですが、柔らかさ、硬さが広範囲で、どれが 「おたくのチャーシュー？」 なのか判別不能でした。ヤワいのはとことんヤワいんだけど、それほど工藤くはなかったのが印象的で、逆に硬いのは咀嚼機能が養われそうな激硬ではなかった。あれは不思議ですね。魚介系のラーメンであれば、もう少しあっさりしてても良いんでしょうけど、このチャーシューがあっさりラーメンをこってりに変えた立役者ですね。
玉子・・・○
｢特製中華そば」 には、玉子がまるまる１個、標準で乗っかっています。しかし、前述のように、 ｢特製中華そば」 をオーダーしたという認識がなく、チャーシュー同様、玉子までも別注でオーダーしたんです。別注トッピングの玉子は （あとのりも） 別皿に盛られて供されるのですが、それが出てきて 「何でオレ、チャーシューも玉子もトッピングしちゃったんだろう？ 何のために ｢特製中華そば」 をおーだーしちゃったんだろう？」 と後悔の念に駆られます。チャーシューはともかく、玉子２個は食い過ぎです。板東英二じゃあるまいし。
それと、 ｢味玉」 っていうけど、そんなに （黄身の） 味は感じられなかったですよ。
総合評価：Ｂ１
結果的にはこういうことでしょうね。
スープは短文評価ながらも、結構イケましたし、普通に旨いラーメンでした。
老い先短いと、こってりしたものよりもあっさりしたものを好むようになるんですね。
でも、まだ家系の旨い店があったら、行ってみたいです。