Quantcast
Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

麺プレッション614~濱虎家

$
0
0
イメージ 1
 
雨の中、ちょっとお出かけして、その帰りに寄った店です。当初は川崎の 「濃厚味噌・・」 を謳う店にしようかと思ったのですが、店の佇まいが胡散臭かったので (そういう店の方が美味い時がある) 、そのままスルー。次いで家系御三家の 「近藤家」 にしようかなって向かうものの、ここは過去に1回、行っており ( 「麺プレ」 でカウント済み) 、しかもあまり良い思い出がなかったのでスルー。結局、そのまま東京入りして第一京浜を北上します。すると何故か引っ張られるようにして、大井町に進路を取りました。ここまで来ると、 「ラーメンはどうでもいいから、早く昼飯が食いたい」 という気持ちの方が強くなり、大井町駅の周辺を探していたら、家系の店があるのを見つけました。右往左往してようやく車を停めて傘も差さずにその店に向かったのですが、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・横浜家系ラーメン 濱虎家
場所・・・・・・・・・品川区東大井5丁目 (大井町駅の近く~ 「すずらん通り」 商店街沿い)
食ったもの・・・・ オールスターラーメン
          ¥880- (ご飯はサービス)
イメージ 2
 
スープ・・・S◎
大井町駅から歩くこと少し、飲食店が軒を連ねる 「すずらん通り」 という通りに面しています。
今でこそ家系の店ですが、ここ確か、「味香味」って店じゃなかったかな? 調べてみたら、4年前の真夏に行っていました。店舗画像も全く同じ。つまり、4年間やっていることは同じということがバレてしまいました。
「味香味」 は当時のラーメン雑誌には必ず出ていて、名だたるラーメン評論家も太鼓判を押していたようですが、 「麺プレ」 的にはあまり評価は芳しくありませんでした。 「味香味」 がいつ撤退したのかは判りませんが、この4年間の間にどれだけ店が変わったのか、あるいは 「味香味」 が撤退してすぐに家系になったのかもハッキリとしたことは判っていません。ただ、家系でも “まともな” 家系なら良いんですが、誰が見ても 「壱系」 と言われる亜流の店なので、期待はしていませんでした。区役所通りにある 「武蔵家」 でも良かったのですが、 「確か、 「武蔵家」 は行ったよな・・」 とスルーして、そのままこの 「濱虎家」 で落ち着きました (その後の調査で大井町の 「武蔵家」 には行っていないことが判明) 。
さて、昼のかき入れ時を過ぎているにもかかわらず、店内はかなり混んでいます。オーダーしたのは各種トッピング類が標準で乗っかっている 「オールスターラーメン」 なるもの。 「オールスター・・」 と聞くと、 「てんや」 の 「オールスター天丼」 を思い出します。明日の昼は、 「てんや」 で 「オールスター天丼」 にしようかな・・・。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。ウズラの玉子が乗っかっているので、明らかな 「壱系」 であることが判ります。しかし、スープの見た目がかなり濃そうなんです。 

始めの一口ぃ~

おぉっ!! これはいけるっ!
亜流にしては、スープはきちんと作り込まれています。
ダシの濃さと醤油ダレのしょっぱさが絶妙にコラボしています。しかも熱々。こんな亜流の家系は久々です。
普通の亜流家系なら、スープを啜り続けていくうちに味が失速するものですが (逆もあり) 、このスープは最後まで良い感じの濃さを保ち続けていました。素晴らしいです。たまたま “当たった” だけかもしれないですけど、維持し続けていれば、本物かもしれませんよ。
 
イメージ 3
 
麺・・・◎
特注の中太麺だそうです。加水率を30%以下に抑えたのだそうで、これだと、普通に茹でても十分なモッチリ感を味わうことが出来ます・・・よね。
茹で加減も申し分ありません。モッチリ感もありましたし、ガッシリとした歯応えも伝わってきました。
 
イメージ 4
 
チャーシュー・・・○
ラーメンが運ばれてきた時、チャーシューの見た目がものすごく良かったんです。濃そうなスープとジューシー感のありそうなチャーシュー、これでこのラーメンに対する期待感が高まりました。しかし・・・。
箸で摘んだ時、思いっきり煮崩れしたので、私の期待も煮崩れしました。だから “持ち上げ” 撮影は出来ず、ラーメンに浮かんだ状態での撮影で落ち着きました。
食ってみると、思ったほどの工藤さは無かったんですが、ジューシー感も無かったですね。
 
イメージ 5
 
玉子・・・×
表面の色は良いんですが、食ってみると、白身の割合が高いのは何故よ? これでも半分は食いちぎっています。
この白身に弾力感というのは無く、黄身も熟し過ぎ。しかも味が感じられない。多少なり味があればなぁあ~って思うのですが、期待は見事に裏切られました。予備評価では “△”だったのですが、考え直して厳しく評価しました。
 
総合評価:B1
 
スープや麺が不味ければ、もっと評価は下がっていましたが、あのスープはホントに素晴らしいスープでした。ラーメンはスープでコケると、後に続くものが全てダメになってしまいます。
そういえば、店頭に 「家系最高峰を目指します」 って高らかに宣言していましたけど、 「家系最高峰」 を目指すのであれば、まず 「吉村家」 で修業して、 「吉村家直系」の免許皆伝をもらってからにしないと、どんなに頑張っても無理だと、老婆心ながらそう思いました。
 
 
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>