第304回放送 (1983年12月8日)
第1位:瞳はダイアモンド/松田聖子 ③第2位:艶姿ナミダ娘/小泉今日子1
第3位:ロイヤル・ストレート・フラッシュ/近藤真彦1
第4位:エル・オー・ヴィ・愛・N・G/田原俊彦2
第5位:細雪/五木ひろし1
第6位:ラヴ・イズ・オーヴァー/欧陽菲菲4
第7位:GOOD-BYE青春/長渕剛2
第8位:SWEET MEMORIES/松田聖子第9位:釜山港へ帰れ/渥美二郎 初第10位:挑発∞ (MUGENDAI) /シブがき隊3
スポットライト:小柳ルミ子 「お久しぶりね」
松田聖子の強さは変わりませんが、キョンキョンがジワジワと上昇しています。 「’82年組」 の中では中森明菜が一歩も二歩も抜きん出ていましたが、ここに来てようやく “対抗馬” が現れたような感がしましたが、当時の私は全然興味が無かったですね。そういったアイドル全盛の中でも 「石野真子支持」 という姿勢に、クラスメートは時折、私のデコを手に当てますが (言うまでもなく、 「お前、熱があるか?」 というジェスチャーですね) 、そういう時は 「アイドルなんて今だけよ。10年、20年後に誰が生き残っているかでしょ」 と哲学的な反論をした記憶もありますが、意外に当たっていましたね。
前回の 「スポットライト」 に登場した渥美二郎がいきなり、9位で初登場します。 「釜山港へ帰れ」 は歌い手も多いですが、その分、アレンジも多岐に渡ります。渥美二郎バージョンはロックっぽいと評価している輩もいますが、確かに渥美二郎バージョンはイントロは格好いい。しかし、贔屓目で見ても 「何処がロック・・・?」 という疑念を抱かざるを得ません。
「スポットライト」 は小柳ルミ子。
小柳ルミ子といえば、様々なヒット曲がありますが、JR西日本の岡山駅やJR四国の各駅では列車の接近メロディーに 「瀬戸の花嫁」 が採用されており、如何に、ご当地に根付いているかが解ろうもの。それと、瀬戸内海を通ったり見たりする度に 「瀬戸の花嫁」 を思い出す方が多々いることも忘れてはなりません。これって凄いですよね。因みに 「瀬戸の花嫁」 が小柳ルミ子のデビュー曲と思っている人も少なくないということですが、小柳ルミ子のデビュー曲は 「わたしの城下町」 です。
さて、今回の 「お久しぶりね」 は、別れた恋人が再び出会ってどうのこうの・・という内容の歌ですが、私、意外にこの歌大好きで、随分前になりますが、レコードを借りてカセットテープ ( 「カセットテープ」 なんて、死語になりつつありますね) に録音したこともあります。