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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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撮りたかったバス・その11

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エアロバス好きの私にとって、 「エアロバスとは、三菱名古屋製作所 (大江工場) 製のボディを架装したバスを指す」というつまらない定義を持っていたというのは、度々当ブログにてお伝えしていますが、画像のエアロクィーン・Kを見ても、 「エアロクィーンっていうけど、後輪二軸じゃないから、これはエアロクィーンではない」 なんて言って、シャッターを切らなかったことも。今となっては勿体ないことをしたなと後悔しています。
そんな偏屈な拘りが少しずつ変化し始めたのが、呉羽のボディがモデルチェンジをした1988年頃から。名古屋製ボディに少しだけ似せたデザインとなったことから、 「これなら “エアロバス” って認めても良い」 という摩訶不思議な “お墨付き” をしてから呉羽ボディを架装した車にもレンズを向けるようになりました。
 
その時期に一番撮りたかった車が画像の両備バスのエアロクィーン・Kです (1985年式 P-MS725S改) 。
両備バスは三菱ふそうのディーラーを系列に持っていることから、今も昔も国内屈指の三菱ユーザーとして名を馳せ、当時は大型車についてはほぼ100%、大江工場製ボディを架装した車をメインに導入していました。そんな中にポツンと呉羽ボディを架装した車ということで、注目を集めたんじゃないでしょうか。しかも、このボディスタイルに当時の両備貸切車カラーがよく似合うこと。私はこれを見て、 「両備バスを撮りたいっ!」 と思うようになりました。でも、なかなか成就せず、東京-倉敷間に運行を開始した夜行高速路線バス 「ルブラン」 で念願が果たせたのです。
残念なことに、1990年代以降は両備バスの貸切車・高速車のボディカラーが変わり、エアロクィーン・Kも塗色変更されました。このバスがいつ頃まで稼働していたのかは、きっと岡バスさんが詳しいと思いますので、見解をお待ちしたいと思います。
 
両備バスといえば、 「SOLARVE」 を撮ってみたいですね・・。
 
【この画像はクラリオン社刊、 「クラリオンバス機器ニュース別冊情報篇13 全国定期観光バス大集合」 より転載しました】
 

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