12月15日 (月曜日) 晴れ
やっぱり “出来レース” だったでしょ・・・。
昨日、衆議院議員選挙の投票が行われ、予想通り、自民党の圧勝で終わりました。しかも、野党第一党である民主党の海江田代表が落選するというおまけまで付いて。
勝つと判っている選挙に税金を使うのもムカつくけど、抵抗しきれなかった野党にはもっと腹立たしさを感じます。
「今ここで解散総選挙をやっても、野党はバラバラだし、負ける要素がない。よほどの事が無い限り、自民党は間違いなく勝てる」 と読んでいた自民党の作戦勝ち。それだけの体制は整えていたということでしょう。電撃的な解散劇にあたふたしたのが野党。勢いが全く無く、無様な負け方でした。
確かに自公合わせて320議席という数字で選挙は終わったのですが、本当にこれで良いんですかねぇ~?
というのは、30%そこそこの投票率。この数字で選挙を成立させて良いのかなって、つくづく疑問に思います。7割近くの人が選挙に行かなかったわけですが、当然のことながら、その報いは有権者である国民に向けられます。言い換えれば、選挙に行かなければそれは自公の政治を信任したのと同じ。消費税10%も集団的自衛権も特定秘密保護法も、 「政治とカネの問題」 を雲散霧消にしてしまうことも、そして何よりも自民党の独裁政治を許してしまうことも、全て国民は納得したと同じことになります。今の政策に 「NO!」 を突きつけるには、やはり選挙に行って自公以外の政党と候補者に投票しなければ何も始まらないのではないでしょうか? ただ、残念なことに、今の日本には面と向かって対峙出来る野党がいないこと。そういう政党と候補者がいれば、もう少し投票率も上がっていたかもしれないですけどね。
どっちにしても、 「無駄な選挙」 であったことに変わりはないようです。