画像は大阪環状線の103系です。
「850」 の番号からも判るように、クハ103 (一般形) のラストナンバーです ( “一般形” あるいは “0番台” って振らないと、絶対に 「本当のラストナンバーはクハ103の○○○○だよ」 ってツッコミが必ず入るので) 。
このように、103系と201系という国鉄形電車が占拠していた大阪環状線ですが、いよいよ新形車両 (323系) が導入されることになったそうです。
以前から大阪環状線では、 「大阪環状線再生プロジェクト」 として、駅改良などを含む同線のイメージアップを行っていますが、その中枢となる車両の置き換えがついに現実のものになろうとしています。
実際は2年後 (2016年度) に本格導入するようなので、当面の間は103系も201系も安泰だと思いますが、今のJRは置き換えのピッチは瞬く間なので、気がついたら残り半分、残り100両、残り50両・・といった具合にどんどん置き変わっていきます。
この323系、イメージ図を見てみると、通勤形車両なのに3扉のロングシートという構成なんだとか。大阪随一の混雑路線でもある大阪環状線で3扉車は通用するのかななんて疑念に駆られるのですが、阪和線や大和路線から乗り入れる221系とか223系は3扉なので、それに合わせるのかなとも考えられます。
国鉄形車両が消えるのは淋しい限りですが、取りあえずまだ2年あります。また大阪にいって、しっかりと脳裏に焼き付けておきましょう。
大阪環状線に新車が入るのはいいんですが、そうなると、大和路線の103系はどうなるんでしょうね・・・。