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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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今日の1枚・349

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事業者名:ジェイアールバス関東

使用・用途:都市間長距離夜行高速路線仕様(高速「グランドリーム」号仕様)

登録番号:足立200 か 3015

社番:H677-14425号車

配属:東京支店

初年度登録:2014年式

シャシーメーカー:日野自動車

エンジン型式:日野A09(ET-此坊

ボディ架装:ジェイ・バス小松

車両型式:QRG-RU1ESBA

車名:日野セレガHD 夜行高速路線仕様

撮影日:2014年12月6日(土曜日)

撮影場所:東京駅日本橋口

つい、先程撮ってきた、 「撮りたてホヤホヤ」 の画像です。
10月31日より運行を開始した、JR夜行高速バスの 「グランドリーム」号。一番最初にこのバスに遭遇した時、ボディカラーが真っ白だったので、てっきりインバウンド相手の “オレ流バス” だと思いました。そうしたらあ~た、JRバスだったじゃないですかぁ~っ!! ホントに 「ナニコレェェェ~~~ッッッッ!!!!」 的な衝撃でしたね。

この 「グランドリーム」 は、既存の車を改造したものではなくて、全くの新車を専門的に導入していることがまず一つ目の注目点。JRバス関東で4台、西日本JRバスで4台の計8台を導入していますが、雑誌で見る限り、今日、撮影した限りでは、JRバス関東が日野セレガ、西日本JRバスがいすゞガーラという布陣になっているようです。
二つ目の注目点はその内装。ボディだけ見れば、通常の 「ドリーム号」 とは一線を画す豪華な仕様を連想しがちですが、全席クレイドルシートで、 「グランシート」というのだそうです。一見、それまでのクレイドルシートと何ら変わらないように見えますが、背もたれやフットレスト、レッグレストに至るまで全てが新設計というオールニューのシートを採用しています。

私はこの 「グランドリーム」 は、老朽化が懸念されている 「プレミアム・ドリーム」 の経年車の代替として導入されたのだと予想しましたが、 「Pドリーム」 の後継車なら、何席か 「プレミアムシート」 を装備するでしょう。事実、数ある 「ドリーム号」 のうち、まず最初に売れるのは 「Pドリーム」 からで、しかもさらに 「Pシート」 から埋まっていくので、如何に 「Pドリーム」 「Pシート」の需要が高いか解ろうもの。そういう意味で 「Gドリーム」 が 「Pドリーム」 の後継であれば、前述のように 「Pシート」 は設置されると思うんですが、この 「Gドリーム」 には 「Pシート」 が無いので、完全なる 「Pドリーム」 の後継ではなく、別系統であるというのも解りました。 「Pドリーム」 の後継というよりも、ウィラーやVIP LINERなど、ツアーバス上がりの業者に対抗するための便なのかもしれませんね。 「Pドリーム」 やツアーバスよりも安価に設定すれば、充分に勝負出来ると思います。

12月19日からは、この車を使った 「昼特急」 も運行されるということで、おそらくゆくゆくは新宿発の中央高速線にも運行されるかもしれないですね。
おそらく、来年も大阪には行くかと思うので、その時はこの 「Gドリーム」 に乗ってみましょう。


【参考文献】
バスマガジン Vol.68 (講談社 刊)
ウィキペディア 「日野セレガ」

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