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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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今日の1枚・329

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事業者名:越後交通(新潟)

仕様・用途:都市間長距離高速路線仕様(関越高速バスに充当)

登録番号:新潟230 あ ・・98

シャシーメーカー:日産ディーゼル工業

エンジン型式:日産ディーゼルRH8F型

ボディ架装:富士重工伊勢崎

ボディ型式:富士重21型S

車両型式:KL-RA552RBN

車名:日産ディーゼルスペースウィング

撮影日:2009年10月31日(土曜日)

撮影場所:池袋・サンシャインシティ

画像は再掲になります。
気のせいかもしれませんが、個人的にはここ最近、富士重の1Sボディを架装したスペースウィングにお目にかかっていません。ハイデッカーボディの1M (21型M) や一世代前の17型ボディ (7M、7S) はたまに姿を見ることがあるんですが、1Sはなかなか姿を現してくれません。そんなわけで、今回の 「今日の1枚」 は1Sを架装したスペースウィングを取り上げたいと思います。そういえば、1Sのスペースウィングも殆ど撮ってないな・・・。

1985年に運行を開始した関越高速バスは、西武バス、新潟交通、越後交通の3社でスタートしましたが、車両については3社共通仕様のスペースウィング (P-DA67UE) を採用しました。以来、連綿と日産ディーゼル車を採用し続けていますが、日産ディーゼル (→UDトラックス) のバス事業撤退後は、三菱とか日野とかを導入しているのでしょうけど、その際にはスーパーハイデッカーからハイデッカーへの “降格” も実施されたのでしょう。池袋にもあまり行かなくなってしまったせいか、池袋で高速バスを見る機会が殆ど無い昨今、関越高速バスがどのような車を使っているのかが判りません。

この関越高速バスの先入観から、越後交通も新潟交通も日産ディーゼルしか導入していない事業者だと思い込んでいました。その先入観が崩れたのは大学に入ってから。まず、大阪-新潟間の夜行高速路線バス 「おけさ号」で、新潟交通がスーパーエアロを採用したことに当時の私は度肝を抜かれました。次いで1989年の夏、大学のゼミ合宿の帰り道、大豪雨の東北自動車道の浦和料金所で越後交通のエアロキングを目撃した時に思いっきり驚愕しました。さらに翌年、東京ディズニーランドで新潟交通のエアロバスを撮り、感涙に咽せました。それから新潟交通は普通に三菱車を見るようになりましたが、越後交通は何故か日野ばかり。一応、三菱もあるにはあるようですが、あまりお目にかかりませんね。

路線車は比較的多岐に渡っているようですが、やっぱり一番最初の先入観というのは恐ろしいものですね。
富士重工がバスボディ製造から撤退して10年以上が経過し、最終期落成車にも翳りが見え始めています。地方へ行けばまだまだ元気な姿を見ることが出来るかもしれませんが、都市部は目まぐるしく車両の更改が行われています。路線にしても貸切にしても、そして高速路線 (ツアーバスは除く) にしても、近い将来、本当に富士重工架装車が見られなくなる日が訪れるかもしれませんね。

もう一回くらい、撮りに行くか・・・。

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