所有事業者:西日本ジェイアールバス
仕様・用途:都市間夜行高速路線仕様 (高速 「ドリーム」 号に充当)
登録番号:なにわ200 か ・502
社番:744-3995号車
配置:大阪高速管理所
初年度登録:2003年
シャシーメーカー:三菱ふそうトラック・バス
搭載エンジン:三菱8M21-3型
車体架装:三菱ふそうバス製造
車両型式:MU612TX
車名:三菱ふそうエアロキング・ハイウェイライナー
撮影日:2019年2月11日 (月曜日)
撮影場所:大阪駅JR高速バスターミナル
先日、西日本JRバスが 「夜行高速路線バス 「ドリーム号」 に新型二階建てバスを導入」というプレスリリースを発表しました。バンホール/スカニア・アストロメガをついに西Jも導入することになりますが、それで今回、西Jのエアロキングを取り上げます。
JRバスとしては、昨年でしたか、JRバス関東が導入しましたけど、関東は当初、ディズニーリゾートへの便に充当して、程なく東名ハイウェイバスの昼行便にも充当されるようになりました。西Jは 「ドリーム号」 用なので、最初から夜行仕様になります。ただ、 「青春ドリーム」 号のようなので、4列シートかなと予想します。
西Jの新型二階建てバス導入のニュースを聞き、あらためて思うのは、重ね重ね、やっぱり二階建てバスは需要が見込まれるんですよ。三菱ふそうもジェイ・バスもちょっと検討する余地はあるのではないかと思います。
JRバスは、何年か前のネオプラン・メガライナーの炎上事故を受けて、しばらく輸入車の採用は控えてきましたが、トラウマになっていたのは理解出来ますし、慎重居士になるのも解ります。だから本当の本当は輸入車ではなくて国産車にしたかったのでしょう。でも、現状は選択肢が無いわけで、それでも旺盛な輸送状況に対応するために今回、アストロメガの採用に踏み切ったと考えられるわけです。つまり、ハイデッカーではその輸送力が足りないということなんでしょう。
西Jの新型二階建てバス導入のニュースを聞き、あらためて思うのは、重ね重ね、やっぱり二階建てバスは需要が見込まれるんですよ。三菱ふそうもジェイ・バスもちょっと検討する余地はあるのではないかと思います。
JRバスは、何年か前のネオプラン・メガライナーの炎上事故を受けて、しばらく輸入車の採用は控えてきましたが、トラウマになっていたのは理解出来ますし、慎重居士になるのも解ります。だから本当の本当は輸入車ではなくて国産車にしたかったのでしょう。でも、現状は選択肢が無いわけで、それでも旺盛な輸送状況に対応するために今回、アストロメガの採用に踏み切ったと考えられるわけです。つまり、ハイデッカーではその輸送力が足りないということなんでしょう。
そういう意味で言えば、エアロキングは今まで本当によく頑張ってきたなって、あらためて敬服します。最新型ですら、間もなく就役10年になりますから、 「もうそろそろ置き換わっても・・」 とは、エアロキング自身も思っているに違いありません。画像の3995号車は就役16年になりますから、もっと深刻だと思います。
西Jの夜行用アストロメガ導入が、他のJRバス、特に関東、東海にどのような波及が出るのか、注目されますし、信頼性や安全面の確証が得られれば、関東も東海も夜行用で採用される可能性もあります。
【参考文献・引用】
BUSRAMA EXPRESS No.11 「The King -エアロキングの四半世紀-」
BUSRAMA SPECIAL No.13 「30周年を迎えたJRバス」
(いずれもぽると出版社 刊)
ウィキペディア (三菱ふそうトラック・バス、三菱ふそうバス製造)
BUSRAMA EXPRESS No.11 「The King -エアロキングの四半世紀-」
BUSRAMA SPECIAL No.13 「30周年を迎えたJRバス」
(いずれもぽると出版社 刊)
ウィキペディア (三菱ふそうトラック・バス、三菱ふそうバス製造)