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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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今日の1枚・702

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所有事業者:京福バス (福井)

仕様・用途:観光貸切仕様

登録番号:福井200 か ・119

配置:貸切営業所

初年度登録:2001年

シャシーメーカー:日野自動車

搭載エンジン:日野F17D〈f-iv〉型

車体架装:日野車体工業

車両型式:KL-RU1FSEA

車名:日野セレガR GJ

撮影日:2010年7月18日 (日曜日)

撮影場所:名古屋城



画像は再掲になります。
2005年にモデルチェンジをしたセレガは、そのボディスタイルが何ともセンセーショナルで、失礼ながら 「日本にもこういうバスのデザインが出来る人がいたんだ・・」 と称賛したものですが、登場から14年が経とうとしている中で、姉妹車のいすゞガーラと合わせるとその数は驚異的になります。30年前は街中が三菱ふそうのエアロバスシリーズ一色でしたが、それでも日野やいすゞ、日産ディーゼルといった国内3社も負けずとシェアを広げていましたので、そんなに 「右を見ても左を見てもエアロ、エアロ、エアロ・・」 という情勢ではありませんでした。しかし2019年の現在、ふそうは影を潜めてしまい、文字通り、 「右を見ても左を見ても、セレガ、ガーラ、セレガ、ガーラ・・」 となってしまい、面白味が欠けたのは否めません。

初代セレガの最終モデルである 「セレガR」 は、安全面に重点を置いたモデルになっており、ライト周りが先代モデルとの大きな識別点。新開発のF17D型エンジンは当時、国産最強と言われました。しかし、その一方で初代の登場から10年が経過しており、モデルとしては些か息が切れたのではとも囁かれ、ライト周りから 「お疲れセレガ」 と呼ばれたりすることもありました。ライト周りを “隈” と準えたのでしょう。
とはいえ、貸切から高速路線まで幅広く採用例がありましたが、二代目の登場・急激な増殖によって、活躍場所が狭められています。画像の京福バス車も2001年式ということと、撮影自体も9年前になりますので、もしかすると退役している可能性があります。

これ多分、名古屋城での撮影だと思うんですが、撮影時の暑さを思い出しますね。
名古屋でコンサートがあって、勇躍乗り込んだのは良いんですが、往路は西船橋から 「ファンタジアなごや」 号に乗りました。車はJR東海バスの二代目セレガだったんですけど、乗り心地の悪さ、エンジン音の五月蠅さなどから、安眠出来る状態ではなく、今も昔も結構夜行高速路線バスには乗っていますけど、 「ファンタジアなごや」 はワーストに入りますね。
その後、 「観光バスを撮ろう。名古屋で観光バスといえば、名古屋城しかない」 と一念発起して、地下鉄で名古屋城へ向かおうとしたのですが、降りる駅をどうやら間違えてしまったようで、城周辺の堀を周回する形で歩きまくり、やっとの思いで名古屋城へ着いたのですが、観光バスは数えるほどしかいなかったという、名古屋と聞くと今もその事を思い出します。


【参考文献・引用】
バスマガジン Vol.37 (講談社ビーシー社 刊)
ウィキペディア (京福バス、日野セレガ)

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