１２月２日 （日曜日） 曇り
貴重なお休みでしたが、午前は家でゴロゴロして、午後からちょこっと出かけました。ただ、ちょっと、いや、かなり失敗・大損だったかなという気がしないでもありません。![]()
ムダな金を遣ってしまったなと後悔しています。
ムダな金を遣ってしまったなと後悔しています。「ムダな金」 といえば朝方、ヤフーのニュースを見ていたら、 「歌舞伎町で女性が投身自殺」 という記事が載っていました。ホストクラブに金をつぎ込み過ぎて、借金まみれになったばかりでなく、様々なトラブルに巻き込まれた挙げ句の悲劇だったようです。自身のお金で適度に遊ぶのは大いに結構なんですけど、借金までして・・となりますと、自身のお金ではなくて人様のお金ですから、やっぱり 「ちょっと考え直した方が・・・」 と要らぬ老婆心を突きつけたくなります。
これは、ホストクラブだけでなく、キャバクラにも同じことが言えますよね。
私は、キャバクラには行ったことが殆ど無いけど、幸か不幸か 「ハマる」 ということが無かったので、それは自分自身を褒めたいと思います。
極々極々稀中の稀に例外はいるかもしれませんが、キャバ嬢にしても、ホストクラブのホストにしても、やって来る男女は基本的に 「ごく普通のただのお客様」としか思っていませんよ。しかもその前に 「金を注ぎ込んでくれる」という形容詞が付きますけどね。甘い言葉でお客様を有頂天にさせて、どしどしお金を遣わせる、それがキャバ嬢やホストのお仕事。ここでその罠に引っかからずに適度に楽しめる男女は、遊び慣れている人達なんでしょうけど、罠に填まってしまうと、よほどのことが無い限り、その蟻地獄から抜け出せないそうです。
キャバクラやホストに通う男女に共通していることは、そこで気に入ったキャバ嬢やホストをどうにかして 「店外デート」 に持ち込みたいらしいんですね。店外デートといっても、ただ単に店外で食事をしたり飲みに行くだけじゃないですよね。 “その先” が最大の目的なんだから。
さっきの 「甘い言葉で客を有頂天にさせる」 に通じるんですが、まぁ、端っからキャバ嬢やホストにそんな気は１ミリもないんでしょうね。 「次、来たら」 「また次、来たら」 を繰り返して、店に来させて金を遣わせるように仕向けているんです。それに気づかなければ、当然、前述のような蟻地獄が待っているんです。何十万、何百万なんてぇのはザラなんでしょ。それで、給料だけでは足らなくなってしまい、結果的に借金をすることになりまして、後はズルズルと・・・ということになります。
私の前任の職場にもそういう人がいました。
それまでは、趣味のバスケットボールをこよなく愛する典型的な 「マイホームパパ」 だったんですが、職場のチームメートに無理矢理連れて行かれたキャバクラが運命を変えました。元々、そういう遊びを殆どしなかったそうなんですが、初めて行ったのにハマってしまい、キャバクラ通いが始まります。どれだけお金を遣ったかは判りませんけど、終いには家にも帰らなくなり、仕事も辞めたと聞きました。遊びも度が過ぎると、こういう顛末が待ち受けている典型例ですね。
下ネタになってしまうけど、店外デートを目論むなら、渋谷や六本木辺りのデリバリーヘルスに行けば良いんですよ。そこなら、何十万とまではいかないまでも、そこそこのお金でキャバ嬢クラスの女性と夢の時間を楽しむことが出来ますし （あくまでも 「聞いた話」 ですよ） 、肉体だけが目的なら、通い詰めるより手っ取り早いと思いますけどね。
ただ、ホストにしてもキャバ嬢にしても、 「働く側」 にも場所によっては厳しいノルマが課せられているらしく、どうしても顧客獲得に奔走しなければならない事例もあるんですって。億単位の年収や、高級な住居と車を得られるのはほんの一握りで （しかも “肉体” を使わずに） 、大半の働き手は、そのノルマに限界を感じてその世界から足を洗うケースなんて全然至極普通なんだとか。さらに衣装代やボトル代なんかもホストやキャバ嬢が自腹を切ったりすることもあるそうで、それが高額になると、結局借金をしなければ払えなくなり、それが積もり積もると夜逃げ同然で何処か遠くへフェードアウトしていくのも、珍しくないんだとか。キャバクラやホストってどういう世界やねん？
遊ぶ側は、自身の身の丈を考えながら、自分自身で首を絞めないような遊び方を真剣に考えて欲しいですね。