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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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今日の1枚・638

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所有事業者:ジャムジャムエクスプレス(東京)

仕様・用途:都市間夜行高速路線仕様 (高速 「ジャムジャムライナー」 に充当)

登録番号:足立200 か 3797

初年度登録:2018年

シャシーメーカー:スカニア社(スウェーデン)

搭載エンジン:スカニアDC13型

車体架装:バンホール社 (ベルギー)

車両型式:TDX24

車名:スカニア/バンホールアストロメガ

撮影日:2018年6月21日 (木曜日)

撮影場所:ジャムジャムエクスプレス第二車庫 (※)

※・・敷地外から撮影


4月に速報という形でお伝えした 「ジャムジャムにもアストロメガを導入」 ですが、今更ながらまともに撮れましたので、 「今日の1枚」 で取り上げる次第です。
2016年にはとバスが初号車を導入以来、着々と台数を増やしているアストロメガですが、常に申し上げているように、二階建てバスは何のかんの言いながら、需要は少なからずあるのは確かなようです。2018年になっても京成バスが初の高速路線仕様を導入し、次いでジャムジャムになるわけですが、ジャムジャム仕様車は同じ高速路線仕様ながら、こちらは初の夜行高速仕様。3列シートかと思いきや、導入された3台はいずれも4列シートで、1階席が10人、2階席が48人の計49人乗りになっています。夜行高速仕様ということで2人乗務が基本ですが、乗務員の仮眠スペースは前扉後方に備えられています。これも二階建てバスならではの空間を確保しているといっても過言ではないのですが、ハイデッカーやスーパーハイデッカーのような狭隘さとは “雲泥の差” を感じました。因みにJRバス (特に関東と西日本) のエアロキングは、1人乗務ですので (三ヶ日で乗務員が交代するため) 、仮眠スペースは設けられていません。東海も仮眠スペースは無かったように記憶しています。

聞くところによると、ジャムジャムのアストロメガは、3台が異なるデザインをしているそうですね。皆、同じように見えましたが、画像の3797とバス雑誌に掲載されていた3791はどう見ても同じデザインのようにしか見えません。

ジャムジャムがアストロメガを導入した時、巷で噂になったのがそれこそ 「JRバスでもアストロメガを導入する」ということ。あのスタイルにJRバスのカラーも似合うかなという気がしますが、6月現在、導入されたという情報は入ってきませんし、勿論、現物も見ていません。噂だけで終わったのでしょうか? ただ、再三申しているように二階建てバスの収容力と空間はハイデッカーやスーパーハイデッカー以上のものがあります (気持ち的にね) 。1階にトイレが設置出来ることで2階席の定員はハイデッカー並みだし、何回も二階建てバスは乗りましたが、ヘッドクリヤランスに関してはそんなに窮屈さを感じなかったし、安定性もあるように思えます。だから、JRバスも本心では 「アストロメガを導入したい」 のではないでしょうか。

話の種に、ジャムジャムのアストロメガは乗ってみようかなとは思わないわけじゃなかったのですが、室内を見る限り、いくら大阪行きとはいえ、快適さは皆無っぽい。シートも安っぽいしね。これに同社の 「プレミアム」 や 「ラグジュアリー」 並みのシートレイアウトだったら、少しは良いのかもしれませんね。ジャムジャムで大阪に乗った知り合いは、 「ケツと腰が痔になりそうだった。二度と乗らない」の評価を下していましたけどね (一応、 「腰が痔になる」 という表現はあくまでもジョークレベルですので、まともに取り合わないように) 。

ただ、被写体としては、アストロメガは今が旬なのは確かです。


【参考文献・引用】
株式会社ジャムジャムエクスプレス公式ホームページ
スカニアジャパン株式会社公式パンフレット
バスラマインターナショナル No.167
年鑑バスラマ 2017→2018
(いずれもぽると出版社 刊)
バスマガジン Vol.89 (講談社ビーシー社 刊)

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