4日間のぐうたら休暇も今日で終わり。台風が近づいている悪天候でしたが、家にいるのも退屈なんで、出かけました。あてもなく車を走らせていたら秋葉原に辿り着きました。ここなら何かしらあるだろうということでそぞろ歩いていたら、数軒のラーメン屋を見つけまして、その中の1軒がちょっと美味そうだったことから、入ってみることにしました。
今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・中華そば専門 田中そば店秋葉原店
場所・・・・・・・・・ 千代田区外神田3丁目 (蔵前橋通りから少し入った所)食ったもの・・・・ 肉そば (味付玉子をトッピング)ご飯を付けて ¥1,260-
スープ・・・◎
東京における博多ラーメンの名店 「田中商店」 の姉妹店で、本店は 「田中商店」 と同じく足立区にあります。本筋が博多ラーメンというだけあって、豚骨ラーメンがメインなんですけど、姉妹店は中華そばをメインにしています。
メニューもシンプルで、基幹の 「中華そば」 をベースに、ネギたっぷりの 「ねぎそば」 やチャーシューたっぷりの 「肉そば」 があり、また、山形・赤湯の 「辛子味噌ラーメン」 もラインナップされています。トッピングでのりが無いのは残念ですが、今回は肉そばに味付玉子をトッピングしました。
昼時とあって、サラリーマンやアキバを徘徊するヲタなどで結構ごった返していましたが、オーダーしたラーメンはすぐに運ばれてきました。うわっ! スープが透き通ってる。
始めの一口ぃ~
このスープの透明度はかなりのものがありますが、淡麗系かと思いきや、かなり味はハッキリとしています。 “中華そば” というジャンルで括るとすれば、淡麗系になるんでしょうけど、でも味は全然淡麗じゃありません。タンメンかとも思いました。いずれにしても良い感じの濃さです。
麺・・・◎
博多ラーメンを基幹とする本筋からすれば、麺はかなり太めになります。それにしても、見覚えのある麺ですねぇ~。
第一印象はかなりベチョッとしていると思っていたんですが、 「麺固めで」 とオーダーしていることで、しっかりとした歯応えが感動もの。期待を良い意味で裏切ってくれました。
チャーシュー・・・○
私が 「ここに入ろう」 と思った直因がこのチャーシューでした。
第一印象は小振りながらジューシー感が抜群で、しかも良い感じの柔らかさ・・・だったんですが、柔らかいのは柔らかかったかな。でも、ジューシー感はあまり感じなかったですね。それにしても、このチャーシュー、何処かで見覚えのあるような・・・。
玉子・・・○
白身の弾力感はずば抜けていました。黄身の熟し加減も申し分ありませんでした。しかし、その黄身に味を感じませんでした。メニューには 「味付け」 って形容されていたのに、味が無いのはアカンでしょう。
総合評価・・A3
後半失速しましたが、スープと麺とスタッフの女の子で首の皮一枚繋がってA評価となりました。
「中華そば」 と銘打ってありましたのでそれに翻弄されていましたが、 「田中そば店」 というのは、喜多方ラーメンの店だったんですね。まぁ、喜多方ラーメンも中華そばっちゃあ、中華そばなんですけど、私の中では喜多方ラーメンと中華そばは別ジャンルのように思えてなりません。喜多方ラーメンなんて何年ぶりだろうっていうくらい、しばらくぶりでした。喜多方ラーメンが決して嫌いなわけでなく、東京では 「美味い」 喜多方ラーメンの店があまり無いんです。ただ、それだけの理由です。昔、浅草郵便局の近くに 「蔵太鼓」 っていう名の喜多方ラーメンの店がありましたが、あそこは美味かったですし、今やチェーン店系化してしまった 「坂内」 も店によっては群を抜くところがあります。一度、本場に行って食う必要がありますね。