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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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もう、 “あの頃” はやって来ないのだろうか・・?

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“初夏の夜長” 、久々に真子さんのDVDを観ました。今から8年前のライブを録画したソフトですが、早いもので8年が経つんですね。以前にもお伝えしたように、この年 (2010年) は私にとって 「真子ファン歴30周年」 というアニバーサリーの年でして、また、真子さんもニューシングル 「My Friend! ~旅に出よう~」 とニューアルバム 「Life is beautiful」 を引っ提げて全国ツアーを敢行し、その合間を縫って各地でイベントを展開、 “元気” だった私も彼方此方行きまして、ほぼほぼ1ヶ月に1回、真子さんに会うことが出来ました。

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久々に観るDVDの内容は、まぁ、皆さんもご存じですので、多くは語りませんが、俳優業と音楽を両立出来る真子さんだからこそ為し得るのかなと、あらためてDVDを観まして感じました。

でも、これを最後にDVDはリリースされなくなってしまいましたし、真子さん自身が 「ライフワーク」だと語っていた、音楽と芝居を融合した 「SingAct」 ですが、2014年を最後にやらなくなってしまいました。どっちも、悪い言い方をしてしまえば、 「面倒臭い」 のでしょう。 「SingAct」 は、歌はともかくとして、芝居の方はまず、ストーリーを考えなきゃいけないし、しかも既作をアレンジしたりデフォルメしたりということが出来ない、オリジナルのストーリーでないといけないし、ストーリーのシノプシス (卜書き) が出来上がったら、それに沿って脚本を書かなきゃいけないし、セリフや動作・所作も覚えなきゃいけないし・・・。やっぱりあらゆる部分で面倒臭いのでしょうね。歌だけだったら、どんな形であれ、歌うだけで済みますから。

それからDVDも、コストがかかりすぎるからやらなくなってしまったのではないでしょうか。
キャメラ (・・・今時、 「キャメラ」 って言う人、いないですよね) 1台でそれをスタッフがずっと回してれば良いけど、本格的なものになれば、専門の業者に依頼しなきゃいけないし、キャメラだって思い描いている作品によっては3~4台は必要ですし、当然、キャメラマンもキャメラの台数によって人は確保しなければいけませんし、その人達にギャラは払わなければいけないし、出来上がったら出来上がったでブックレットも作成しなければいけませんし、つまりそれはイコール、 「余計な出費」 になります。それで (仮に) 100枚プレスして、100枚全部売れれば良いけど、世の中そんなに甘くありません。売れなければ結果的に赤字となって、 「DVD (制作) はよそう」 という結論に達します。芸能事務所といえ企業ですから、収益を上げないと企業の存亡に関わってくるので、そうなっちゃえばコンサートやイベントどころでは無くなります。今は慎重姿勢であるのも何となく理解出来ます。ただ、過ぎてしまったことですが、2014年のSingAct 「やわらかな幸せ」 は録っておいて欲しかったなとは思います。

「気持ちと身体は相反する」 と言われています。
あのアーノルド・シュワルツェネッガーは、 「重いバーベルを前に、肉体は 「NO」 と言ったが、私は 「YES」 と言った」という言葉を発しています。それは 「身体」 よりも 「気持ち」 が優先しています。最近の真子さんの場合は、本心はそうじゃないかもしれませんが、 「気持ち」 よりも 「身体」 が優先しているように思えてなりません。加齢から来る心身の衰えもさることながら、ここ何ヶ月かに及ぶ体調不良がそれを物語っています。真子さんも私もそして皆さんもあれから8歳年齢を重ねていますので、気持ちや身体が揺らぐのは致し方がないです。五十路だろうが六十路だろうが 「気持ち」 と 「身体」 が相通じればそれに越したことは無いんですが、 「気持ち」 にしても 「身体」 にしても言う事を聞かなかったりすると、ちょっと萎えちゃいますよね。

話を 「Life is beautiful」 に戻します。
「昔は良かった」 というのは老朽化した証しですが、この時が一番良かったかなって思います。勿論、2011年以降も良いんですよ。良かったんですよ。でも、上手く言えないけど、2010年の方が印象的に強くインプットされています。
仕事的にはズタボロだったけど、それをカバーしてくれたのが真子さんでした。ライブツアーはとにかく暑かったのを覚えてます。
青森 (弘前) は蒸し暑い上に雨が降り出して岩木山が見えなくて、仙台では帰りの高速バスを待っている時に、民主党が選挙で惨敗を喫したとニュースを耳にしてね。そうそう、青森から仙台に行くときじゃなかったっけ? 真子さんとファン御一行様を乗せた電車が人身事故の影響で青森駅でしばらく缶詰になっちゃったのは。私は弘前から仙台まで高速バスだったので、そのニュースは知りませんでしたけど。
名古屋は現地まで行く夜行高速路線バスにノックアウト。そして会場に行く前に観光で名古屋城に行こうと思ったら、降りる駅を間違えて迷子になって汗が止まらなかったですね。
大阪と神戸も倒れるくらい暑かったし (特に、そのついでに行った京都は死ぬほど暑かった) 、大ラスの東京も暑さの中、入場まで結構待たされたのを思い出します。でもね、そういう時ほど良くも悪くもよく覚えているものです。結構楽しかったし、DVDでもはしゃいでいる私が映っているし。ピカチュウの被り物に 「それは反則だよ」 とファン仲間から苦笑が混ざった苦情 (悪い意味ではない) が出たりと、やっぱり2010年は思い出深いです。

もう、2010年のようなアーティスト (真子さん) とオーディエンス (我々) とが一体化したあの異様なテンションというのはもう再現出来ないのかな? いいえ、それぞれの気持ちが一体化すればまた2010年のような盛り上がりは実現出来るはず。だからこそ、2018年はアニバーサリーということで様々な意味でそれを期待していただけに、ちょっと残念ですね。

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というわけで、皆さんは明治座で真子さんを盛り立てて下さいね。
(画像は今から2時間位前に撮ってきました)




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