第511回放送 (1987年12月17日)
確か、この日は家で試験勉強 (・・・といっても、試験当日に提出する小論文を書いていた) をしていたら、お昼前に突然、大きな揺れが家を襲いました。東京は震度4だったようですが、被害は特に何もありませんでした。この2日後に私は入試ということになりますが、果たして・・・。
ではまず、各部門のランキングから見てみましょう。
【レコード総合売り上げベストテン】第1位:はいからさんが通る/南野陽子第2位:ガラスの十代/光GENJI第3位:Again/工藤静香第4位:SHOW ME/森川由加里第5位:LADY/少年隊第6位:抱きしめたい/C-C-B第7位:Juliet/安全地帯第8位:ABC/少年隊第9位:エスケイプ!/五十嵐いづみ第10位:難破船/中森明菜【有線放送ベストテン】第1位:悲しい気持ち (Just a man in love) /桑田佳祐第2位:SHOW ME/森川由加里第3位:難破船/中森明菜第4位:別れの予感/テレサ・テン第5位:CATCH ME/中山美穂第6位:命くれない/瀬川瑛子第7位:北の旅人/石原裕次郎第8位:駅/竹内まりや第9位:季節が君だけを変える/BOØWY第10位:泣いてみりゃいいじゃん/近藤真彦【ラジオ総合ベストテン】第1位:ABC/少年隊第2位:SHOW ME/森川由加里第3位:ガラスの十代/光GENJI第4位:Blue Rain/チェッカーズ第5位:難破船/中森明菜第6位:Pearl-White Eve/松田聖子第7位:CATCH ME/中山美穂第8位:悲しい気持ち (Just a man in love) /桑田佳祐第9位: 「さよなら」 /斉藤由貴第10位:Stay girl Stay pure/1986 OMEGA TRIBE【はがきによるベストテン】第1位:ガラスの十代/光GENJI第2位:ABC/少年隊第3位:ガールズ・オン・ザ・ルーフ/渡辺美奈代第4位:抱きしめたい/C-C-B第5位:難破船/中森明菜第6位:Stay girl Stay pure/1986 OMEGA TRIBE第7位:Blue Rain/チェッカーズ第8位:天使の反乱/高橋良明第9位:演歌なんて歌えない/シブがき隊第10位:夢冒険/酒井法子
という結果になっています。このデータをコンピュータにインプットして割り出されたのが、今週の総合ベストテンということになります。
今回はとにかく、次週放送予定の 「ザ・ベストテン 豪華版」 の宣伝をしまくっていました。通常のベストテンも100位から発表し、さらには 「年間ベストテン」 の発表もあるし、とにかく3時間、ぶっ通しの 「豪華版」 を観なさいという主旨の宣伝をしまくっていました。
では、今週の総合ベストテンを発表しましょう。
第1位:ガラスの十代/光GENJI ① 9329
1
第2位:SHOW ME/森川由加里 81331
第3位:ABC/少年隊 79282
第4位:難破船/中森明菜 7267第5位:抱きしめたい/C-C-B 6997 初第6位:Again/工藤静香 6533 初第7位:はいからさんが通る/南野陽子 6527 初第8位:Stay girl Stay pure/1986 OMEGA TRIBE 59591 (大分・別府から)
第9位:悲しい気持ち (Just a man in love) /桑田佳祐 56353 (レコーディングで)
第10位: 「さよなら」 /斉藤由貴 55251 (東京・新高輪プリンスホテルから)
第11位:Jullet/安全地帯 5399第12位:LADY/少年隊 5199第13位:Pearl-White Eve/松田聖子 4798第14位:エスケイプ!/五十嵐いづみ 4733第15位:悲しみSWING/本田美奈子 4697第16位:夢冒険/酒井法子 4529第17位:命くれない/瀬川瑛子 3775第18位:ガールズ・オン・ザ・ルーフ/渡辺美奈代 3560第19位:天使の反乱/高橋良明 3428第20位:Love Balladeは歌えない/清水宏次朗 3200
前回の2位初登場から1週間後、あっけなく1位を奪取した光GENJI。まぁ、この頃はホントに “向かうところ敵無し” 状態でしたよね。この強さは当然、越年になります。そして 「強い」 というか、 「しぶとい」 というか、 「SHOW ME」 が2位と3位を行ったり来たり。いくら葛西 (清新町) がロケ地でも、 「男女7人秋物語」 は観たことがなく、でも、このドラマは大ヒットだったんですよね。確か、1980年代のTBSドラマは凄かったと思いますよ。何か、観たことはなくても記憶に残っている1980年代のドラマって、皆、TBSでした。江戸川区といえば、少年隊の錦織一清って、平井の出身なの? 今更知らなかった私。亀梨君 (大杉) は有名だけど、ニッキも江戸川区とは・・・ (平井南小学校→小松川第二中学校だそうです) 。
こちらも 「強い」 というか、 「しぶとい」 というかなんですけど、 「難破船」 も3週連続4位と、しがみついている状態です。
5~7位はいずれも初登場で、特に南野陽子の 「はいからさんが通る」 は同名タイトルの映画主題歌でした。
C-C-Bはギターの米川英之が (LPやライブとかでは頻繁だそうですが) ボーカルを担当した初めてのシングル曲として特筆されます。まぁ、この事からも、C-C-Bは単なる 「アイドルバンド」 ではなくて、ミュージシャンを目指していることが判ります。
工藤静香と南野陽子はいきなり 「リンゴの皮むき大会」 をやらされる羽目に。今だったら包丁を持たせるのも、事務所やマネージャーが止めるであろう筈ですが、この時代はアイドルは何でもやらされていたんです。でも、何で、ナンノだけ機械で剥いたの・・・?
因みに、 「年忘れリンゴの皮むき大会」 は毎年暮れの恒例行事のようでして、1980年はトシちゃん対都はるみ対黒柳さん、1985年はC-C-B対小林明子対荻野目慶子・洋子姉妹という対決でした。
「はいからさんが通る」 は、大和和紀原作の漫画で、大正時代が舞台のラブコメディです。アニメ化もされて、家族の影響で私も何となしに観ていましたが、 「はいからさんが通る」 は「
もう噂は聞きましたか? そしてその目で確かめましたか? ドッキリするほど綺麗な瞳 ビックリするほど溢れるロマン 笑い独占 人気独占 大正時代のチャーミングレディ ハイハイハイ はいからさんが通る 優しい笑顔を振りまきながら・・・」というアニメの主題歌の方が印象深いんですよね。歌っている人は記憶にありませんが、この歌詞は 「You Tube」 とかで “カンニング” してはおらず、サラで書けました。エンディングテーマも 「
ご機嫌いかが? 紅緒です 「はいからさん」 と呼んで下さい 好きな人には素直になれず 悩み多き年頃です あの人の心が知りたい あの人に振り向いて欲しい あぁ、届かぬ想いがじれったい ご機嫌いかが? 紅緒です ちょっぴりおしゃまなお転婆娘・・・」ほら、 “完コピ” ですよ。


映画での伊集院光・・・じゃなくて、伊集院忍役は確か、阿部寛じゃなかったかな? 思い出すのは中学時代。日本史の試験で、たまたま大正時代が出題されて、 「はいからさんが通る」 のおかげで、結構良い点を取れたのが今でも鮮明に記憶に残っています。同じことがもう一回ありまして、世界史の試験はフランス革命が中心で、その時たまたま 「ベルサイユのばら」 が再放送でやってて、ドンピシャリと試験内容と一致してて、80何点の高得点でした。だから、私にとって 「はいからさんが通る」 と 「ベルサイユのばら」 に背を向けて寝られないんです。
1986 OMEGA TRIBEは、別府にある船からの中継でしたが、カルロス・トシキは英語がペラペラなんですね。当たり前か・・・。
斉藤由貴は、東宝の55周年記念式典会場からの中継で、星由里子や沢口靖子といった東宝の看板俳優も残って出演していました。 「東宝=東京宝塚」 の略だというのを知ってた・・・?