第502回放送 (1987年10月15日)
中間テストが間近に迫っているので、一応は勉強モードに入ったようです。
では先ず、各部門のランキングから発表しましょう。
【レコード総合売り上げベストテン】
第1位:難破船/中森明菜第2位:核 “CORE” /尾崎豊第3位:秋のIndication/南野陽子第4位:輝きながら・・・/徳永英明第5位:KISS YOU/TM NETWORK第6位:STAR LIGHT/光GENJI第7位:原色したいね/C-C-B第8位:泣いてみりゃいいじゃん/近藤真彦第9位:恋は遠くから/国生さゆり第10位:虹のDreamer/浅香唯【有線放送ベストテン】第1位:MARIONETTE/BOØWY第2位:STAR LIGHT/光GENJI第3位:北の旅人/石原裕次郎第4位:ロンリー・チャップリン/鈴木聖美 With Rats&Star第5位:輝きながら・・・/徳永英明第6位:命くれない/瀬川瑛子第7位:Dance With You/TUBE第8位:別れの予感/テレサ・テン第9位:どうする?/田原俊彦第10位:Joy/石井明美【ラジオ総合ベストテン】第1位:STAR LIGHT/光GENJI第2位:輝きながら・・・/徳永英明第3位:どうする?/田原俊彦第4位:泣いてみりゃいいじゃん/近藤真彦第5位:禁断のテレパシー/工藤静香第6位:虹のDreamer/浅香唯第7位:Dance With You/TUBE第8位:秋のIndication/南野陽子第9位:おらおら/とんねるず第10位:孤独なハリケーン/本田美奈子【はがきによるベストテン】第1位:泣いてみりゃいいじゃん/近藤真彦第2位:STAR LIGHT/光GENJI第3位:どうする?/田原俊彦第4位:泣いてチンピラ/長渕剛第5位:君だけに/少年隊第6位:原色したいね/C-C-B第7位:おらおら/とんねるず第8位:輝きながら・・・/徳永英明第9位:Dance With You/TUBE第10位:孤独なハリケーン/本田美奈子
という結果になっています。このデータをコンピュータにインプットして割り出されたのが今週の総合ベストテンということになります。
先週に引き続き、黒柳さんはユニセフの会議で休み。で、松下アナとTBS系列各放送局のアナウンサーを交えて番組を進行させていました。
では、今週の総合ベストテンを発表しましょう。
第1位:STAR LIGHT/光GENJI 8965 ⑥
第2位:輝きながら・・・/徳永英明 8765(ニューヨーク・ブルックリンから)
第3位:難破船/中森明菜 8199 初第4位:泣いてみりゃいいじゃん/近藤真彦 8062第5位:秋のIndication/南野陽子 73581
第6位:原色したいね/C-C-B 70593
第7位:禁断のテレパシー/工藤静香 61973
第8位:おらおら/とんねるず 59251 (東京・目黒スタジオから)
第9位:核 “CORE” /尾崎豊 5799 初第10位:KISS YOU/TM NETWORK 5798 初 (スケジュールがバラバラのため)第11位:虹のDreamer/浅香唯 5691第12位:どうする?/田原俊彦 5264第13位:孤独なハリケーン/本田美奈子 5127第14位:Dance With You/TUBE 4866第15位:うそつき/高井麻巳子 4828第16位:泣いてチンピラ/長渕剛 4700第17位:北の旅人/石原裕次郎 4671第18位:追憶/五木ひろし 4536第19位:恋は遠くから/国生さゆり 4200第20位:秋からのSummer Time/仁藤優子 3396
上がったり、下がったりと浮き沈みの激しいランキングですが、そんな中でも光GENJIの強さはピカ一でして、思い起こせば、あの頃はホントに猫も杓子も光GENJI、光GENJIでしたよね。
徳永英明はなかなか光GENJIの壁を破れなくて、やきもきしているファンも多いのかなと思いますけど、今回はニューヨークからの衛星中継でした。
そして中森明菜の新曲が3位で初登場します。
この歌は私も結構大好きな曲で、今でも聴いています。 「お登記さん」 こと、加藤登紀子氏の作品でして、お登記さん自身もセルフカヴァーしております。
10位まで墜ちて、万事休す状態だった工藤静香が息を吹き返して、7位まで再び躍進しましたが、その傍らでとんねるずが順位を下げています。とんねるずといえば、先週放送分で、段取りに不備があって、石橋貴明が半ギレしていたシーンがありましたが、松下アナもあきらめ顔半分、仏頂面半分でソファーで寛いでいたのが印象的でした。まぁ、松下アナにしてみれば、たかだか 「フジテレビの子飼いに何でそこまで言われにゃあかんの?」 と、堪っていたのも多かったはず。それなら、おニャン子クラブ同様に、とんねるずも (順位に) に色を付けちゃえって上司に噛みつきたかったんじゃないかなって、心中を弄ります。でも、そんなことをやったら、 「順位に嘘をつく」 ということになって、黒柳さんが降板しちゃうかもしれないと悟ったのかな? 渋々その順位には受け入れていた様子が映像からも窺い知ることが出来ます。
そして、9位で彗星の如く現れたのが尾崎豊。
BOØWY同様、1980年代後半を彩ったカリスマミュージシャンですけど、私、尾崎豊の歌って、聴いたことがありません。友人知人がたまにカラオケで歌うのを耳にして、 「これ、誰の歌?」 と聞くと、 「えっ!? 知らねぇの? 尾崎 (豊) の歌だよ」 と今、一番乗りに乗っている歌手だという意味合いで強調されました。 「若者のカリスマ」 って、持て囃されたそうですが、全然影響も受けなかったし、感化もされなかった。一言で言えば、 「興味が無い」 かな。まぁ、世の中好むとか好まざるとか、それぞれの中で思い入れがあって、それはそれで否定はしませんけど、尾崎豊だけはよく解らなかったです。
この約1年後に聴くアルフィーの方が、私には合ったのでしょう。感化や影響されたのはアルフィーでした。