機 番:5号機新 製:昭和22年7月17日製 造:日立製作所製造番号:No.4611新製配置:沼津機関区最終配置:浜松機関区廃 車:昭和59年1月6日【改造履歴 (一部) 】昭和23年11月30日~:第一次装備改造 (パンタグラフ取り替えや通風器の取り替えなど~施工は東芝で施工完了日は不明)昭和32年 2月 2日~:新車体に載せ替え (施工は日立製作所で3月29日まで実施)新車体時から小窓旧車体はEF13 5号機に移植昭和34年 4月 9日~:車内警報装置 (A型) の取り付け (施工は浜松工場)昭和39年10月12日~:屋根昇段梯子を欠き取り式に改造、側面フィルターを鎧戸に改造、前面に手摺りとステップを取り付け (施工工場はと施工完了日は不明)昭和47年 2月 4日~:避雷器をLA15に取り替え (施工は浜松工場で施工完了日は不明)昭和50年12月22日~:ワイパーをWP50に取り替え、前面窓をHゴム支持に改造(施工は大宮工場)【転配履歴~赤字で記しているのは貸し出し扱い】昭和24年 3月31日:浜松機関区昭和27年 3月24日:高崎第二機関区昭和29年 8月 2日:長岡第二機関区昭和29年 9月 1日:高崎第二機関区に返還昭和29年 9月30日:東京機関区昭和30年 6月18日:稲沢第二機関区昭和30年 7月21日:東京機関区に返還昭和31年 8月 3日:長岡第二機関区昭和31年 9月 8日:東京機関区に返還昭和33年 3月26日:浜松機関区
1号機と並んで、EF58の中では最も累計走行距離が長い5号機ですが、大きな特徴の一つに、鋳鋼製の先台車を履いていることです。鋳鋼製先台車は、一体鋳造で製造するため、製作工程が一回で済むことと、使用中に際してボルトの緩みがないことの利点があり、そして検査を容易にするために考案されたもので、5号機の他に、28~30、45号機が新製時からこの台車を履かせての落成となりました (いずれも日立製) 。しかし、検査を容易にするどころか、逆にメンテナンスに問題が発生したため、他機には波及することなく、この5両だけで終わってしまいました。
落成時は北関東を中心に活躍していましたが、東海道本線全線電化完成前に浜松に移り、それ以降は浜松を動くことなく、終生東海道・山陽本線で荷物列車の牽引を日課としていました。
撮影日時、場所は不詳 (画像提供:は様)
品川駅にて (画像提供:ジ写真部様~ 「嗚呼・・国鉄時代」 No.201より再掲)
撮影日時、場所は不詳 (画像提供:タ様)