3連休初日。
特に用事が無いので、 “上司” にラーメンを誘ったら、生憎 「仕事・・・」 だとフラれてしまいました。しょうがないので、ガイドブックに載っていたちょっとだけ近所の気になっていた店に行くことにしました。
今日はどこに行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・男のらぁめん 神戸ちぇりー亭南小岩店
場所・・・・・・・・・江戸川区南小岩6丁目 (フラワー通り沿い~ 「下小岩小学校前」 バス停の前)食ったもの・・・・ド根性の醤油とろ卵入り (チャーシューをトッピング)ご飯を付けて ¥1,180-
スープ・・・◎
店名が示すように、関西を拠点に展開しているラーメンチェーン店で、昨年関東に初進出しました。
関西は 「男子=ガッツリ系」 を連想するのでしょうけど、最近は 「二郎」 や 「角ふじ」 でも女性の姿をちらほら見かけるので、ラーメンの世界でも 「男子=あっさり系」 の傾向があるようです。もっとも、美味ければガッツリも分け隔ては無いですけどね。
江戸川区は江戸川区ですが、私は世間的に見れば “葛西っ子” なので、異次元の小岩は土地勘が全くありません。今回も手がかりは 「フラワー通り商店街沿いにある」 ということだけで、フラワー通りを探すのですが、なかなか見つかりませんでした。ようやく 「あぁ、ここだ」 と判ったのは、コインパに車を停めてから十数分経ってからでした。やっぱり小岩は外国だよ。
店内はカウンターがメインで、1席だけテーブル席がありましたが、結構狭隘な店内です。店に入ると、愛想の良いスタッフが丁寧なまでに応対してくれました。
基幹メニューは醤油のようですが、塩味や海老がベースの味噌味、それにつけ麺、油そばなどがラインナップされています。今回はやっぱり基幹メニューでしょうということで、 「ド根性醤油」 をオーダーしました。のりはトッピングにラインナップされてなく、味玉、半熟玉子類もありません。 ( 「麺プレ」 においては) 邪道ですが、今回は 「とろ卵」 こと、温泉玉子をチョイスしました。
先程、 「愛想が良い」 とスタッフを形容しましたけど、段取りはまだまだですね。他のお客が 「オーダーを・・」 って言ってるのに、別の用事を済ませたり、別のスタッフは何やってるんだか分からないし・・・。そのオーダー聞きはどんどん後手後手に回っていくのでした。
そして、混んでるせいもあるんでしょうけど、注文してからラーメンが供されるまで随分と時間がかかりましたよ。
始めの一口ぃ~
おおっ! 結構あっさりしている。
ガッツリ系って言うから、どんだけコッテリなんだろうって、期待と不安を抱きながらスープを一口啜ったら、かなり飲みやすいスープでした。それでいて、ダシもタレもしっかりと自らの存在をアピールしているから、なかなかただ者じゃありませんよ。そういえば、関西のうどんはかなり薄味なのは知っていましたが、まさかラーメンがそれに触発されたわけではないんでしょうけど、関東の 「二郎」 系に代表されるガッツリラーメンに比べたら、かなりあっさりしているのは確かです。タレもしょっぱさを全然感じないし、完成度はすこぶる高いかなって気がしました。ただ、 “ジロリアン” には合わないかもしれませんね・・・。
飲み干すと、2枚目の画像のように 「達成」 の文字が現れます。かなり飲みやすいスープなので、皆さんも是非、飲み干して、この 「達成」 を拝んでみては?
麺・・・△
自家製麺だそうです。それがここの売りのようで、国産小麦を100%使用しているものだそうです。
太麺と細麺が選べて、細麺のみバリカタに出来るみたい。
で、当然のことながら、私は太麺をチョイスしたため、 「固め」 しかチョイス出来ないのですが、いざ食ってみると、 「どこが “固め” なの?」 と期待は見事に裏切られました。確かに食感はモッチリとはしてるんですけど、歯茎にまで伝わりませんでした。
この茹で加減は関東では通用しませんよ。
チャーシュー・・・◎
「ド根性醤油」 では、チャーシューではなくて、薄切りのバラ肉が標準トッピング。それを増しても良かったのですが、今回はチャーシューを多くしてみました。
ジューシー感はあまり感じられなかったけど、柔らかかったですよ。それでそんなに工藤くはないし、結構良い感じのチャーシューでした。
総合評価:A3
うん、良かったですよ。
麺がもう少しガッシリとした歯応えであれば、もう少し評価が上がったと思います。
玉子は今回は評価の対象外としましたし、のりもトッピングのラインナップに無いけど、今回はスープの一人勝ちかなという感じです。それを差し引いても、なかなか完成度の高いラーメンでしたし、色々と試し食いするのも良いかなって気がします。ただ、小岩まで行くのは結構面倒臭いです。