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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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第430回

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第430回放送 (1986年5月22日)

第1位:BAN BAN BAN/KUWATA BAND ②

第2位:元気なブロークン・ハート/C-C-B 
第3位:Sosotte/本田美奈子 
第4位:100%男女交際/小泉今日子 
第5位:ちょっとやそっとじゃCAN’T GET LOVE/中村あゆみ 
第6位:悲しみよこんにちは/斉藤由貴 
第7位:君は1000%/1986オメガトライブ 初
第8位:象さんのすきゃんてぃ/おニャン子クラブ 
第9位:恋のロープをほどかないで/新田恵利 
第10位:夏まで待てない/国生さゆり 初

スポットライト:聖飢魔Ⅱ 「蝋人形の館」 、沢田研二/CO-CoLO 「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ~千夜一夜物語」
KUWATA BANDの1位は変わりませんが、今回は随分と浮き沈みの激しいランキングとなりました。
ずっと中盤を固めていたC-C-Bがようやく躍進して2位に上がったかと思えば、前回初登場の本田美奈子が一気に6ランクアップさせて3位に食い込むなど、その躍進ぶりに驚かされました。そして前回10位で、後が無かった中村あゆみがまた息を吹き返して5位に食い込んだかと思ったら、ずっと上位をキープしていた斉藤由貴と新田恵利が一気に墜ちまして、どうなってんだ? という感じのランキングでした。
前回の 「スポットライト」 に登場した、新生 「オメガトライブ」 が早くもベストテン圏内にランキングされました。 “前任” の杉山清貴よりも、カルロス・トシキの方が良いという新たなファン層を獲得して、人気を得るようになります。この 「君は1000%」 という歌は知ってますが、サビの 「 きみはせんぱーせんと・・」 しか覚えてませんね。
下位はおニャン子系で埋め尽くされましたが、国生さゆりの新曲が10位で初登場します。えっ!? 国生さゆりって、 「バレンタイン・キッス」 以外にも持ち歌ってあったんだ・・・。

スポットライトは2組。
まずはデーモン閣下だけが目立つ聖飢魔Ⅱ。
高校の頃に友人が 「これ、聴いてみなよ」 って渡されたのが聖飢魔Ⅱのカセットテープ。つまり、その頃から聖飢魔Ⅱは知っていたということになります。
バンドとしての歴史は結構古く、1982年に結成。細かな経緯は割愛させていただきますが、表向きはヘビーメタルバンドですけど、世間的に見れば、やっぱり “色物グループ” でしかなく、音楽を通じて “世界を征服する” というのは安易な道のりでは無かったのは確かです。ただ、NHKに出演した功績は大きいですね。
そしてジュリーこと、沢田研二は4年ぶりに 「ザ・ベストテン」 に出演したことになります。 「ザ・ベストテン」 黎明期の常連であり、その頃は出す曲、出す曲がヒットの連発で、1970年代前半は五木ひろし、森進一、布施明とともに “業界四天王” として位置づけられていたこともありました。それが1980年代になって、急にヒット曲から遠ざかり、 「ザ・ベストテン」 にも顔を出さなくなってしまいました。
今回注目された 「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」 は、清涼飲料水のCMソングで注目されたことで、 「ザ・ベストテン」 にお呼びがかかったものと思われますが、新たなバックバンドにCO-CoLOを従えての登場となりました。メンバーでメジャーになった人はいませんが、作曲家のクニ河内の実弟であるチト河内がメンバーとして参加していました。
「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」 とは、インド説話の影響が強い一大説話集で、 「アリフ・・」 はアラビア語で 「千夜一夜物語」 を意味します。


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