第419回放送 (1986年3月6日)
第1位:DESIRE/中森明菜 ③
第2位:1986年のマリリン/本田美奈子第3位:OH!POPSTAR/チェッカーズ 初第4位:My Revolution/渡辺美里1
第5位:くちびるNetwork/岡田有希子1
第6位:仮面舞踏会/少年隊3
第7位:バレンタイン・キッス/国生さゆり3
第8位:Broken Sunset/菊池桃子1
第9位:色・ホワイトブレンド/中山美穂1
第10位:歌謡曲/とんねるず3
スポットライト:湯江健幸 「HURRY UP」
中森明菜が完全復活ですね。すぐに後進の曲にトップの座を明け渡すのが最近の常だったんですが、ここまで盤石だと 「貫禄」 の二文字が相応しくなります。
「DESIRE」 の時の中森明菜といえば、やはりおかっぱ頭を連想される方も多いかと思います。今は 「ボブヘア」 という洒落た言い方をしますが、当時はまだ 「おかっぱ」 という呼び方の方が定着していましたよね。私は無類の 「ボブフェチ」 なんですけど、中森明菜のあれは残念ながらウィッグ。しかも全然似合ってない。ボブヘアは 「可愛い人はより可愛く、そうでない人もそれなりに可愛く」見える不思議なヘアスタイルですが、中森明菜ほど、ボブが似合わない人も珍しいなって。
そしてチェッカーズの新曲がいきなり3位で初登場します。でも、この曲も聴いたことが無いなぁ~。上昇傾向が強いけど、下がればどぉ~んと下がる傾向もあり、浮き沈みの激しいランキングです。
「スポットライト」 は湯江健幸。懐かしいですね。
今も昔もジャニーズ主導の男性アイドル界ですが、そんな中で様々な男性アイドルが一矢を報おうと頑張っていました。例えば西城秀樹、例えば野口五郎、例えば竹本孝之、そして例えば渡辺徹、例えば沖田浩之、例えば堤大二郎、そしてひかる一平など・・・。この中で成功したと言えば、西城秀樹と野口五郎ぐらいしか思い浮かびません。因みに郷ひろみは、後に事務所を移籍しますが (真子さんと同じバーニングプロダクション) 、デビュー当初はジャニーズでした。川崎麻世もジャニーズでしたね。
そんな中、湯江健幸は久々に “ジャニーズ以外” の男性アイドルとして登場したわけですが、シングル3枚、アルバム2枚リリースして、歌手の道を諦め、俳優としての活動に専念するようになります。もっとも、デビューもドラマでしたけどね。
目立たぬ存在ですが、今もなお、俳優として活躍していますよ。