近日中に、HMC東京に新車が入ることになったそうです。
今回導入される新車はハイデッカーのエアロエース (多分、QTG-MS96VP) なんですが、注目なのは今回、日の丸グループとしては初めてとなる、天井直結冷房仕様車を選んだことにあります。一般の貸切車で直結冷房仕様車とはこれ如何に・・とお思いの方もいらっしゃるでしょうけど、やはり 「インバウンド対策」 だそうです。今の貸切自動車業界にあって、インバウンドは外せない大事な “お客様” だったりします。その外国人観光客は荷物がとにかく多くて大きい。トランク容量が少しだけ大きいスーパーハイデッカー導入も選択肢としてあったんでしょうけど、冷房を屋根に乗っけたことで3スパン取れる方を選びました。
なお、世間様から 「ジェイ・バスの二番煎じ」 と言われている、エアコンカバーを兼ねるルーフスポイラーは装着されていません。あれは多分、新車注文時に装着するタイプのようで (メーカーオプションみたいなものでしょうか?) 、後付けは出来ないっぽいんですよね。また、BKG-、LKG-、QRG-車の天井直冷車にも装着出来ないようです。
そして、この新車と入れ替わりに、スーパーハイデッカーの2台が退役するそうです (エアポートバスに転籍する予定) 。また、今後の日の丸グループの新車は極力、この直結冷房仕様となるそうで、順次、置き換えてく方針だそうです。
撮影出来たら、 「今日の1枚」 でお届け出来たらと思います。