先日来から、バスの事故が多発してますね。
池袋や長崎でバスが炎上しているのをテレビで観ましたが、どれもこれも “オレ流バス” でした。
事態を重く見た国土交通省では、バス会社に対して安全の確保を視野に入れた整備の徹底強化を指示したと報じていましたけど、私に言わせれば 「遅いっちゅうねんっ!」なんですよ。
“オレ流バス” のいい加減さは今に始まったことではありませんが、特に整備不良のバスが目立つというのは、度々弊愚ブログでもお伝えしてきました。悪質なものに対しては、ナンバーを隠さずに公表したりしましたけど、改善する気配はありません。
「新車を買う金が無いから、中古のバスを買う」 というのはやむを得ないことかと思いますし、ある一定の理解はしているつもりです。しかし、バスだけでなく、中古車を買うということはそれなりの覚悟が必要なわけで、一番大事なのはやはり 「運行前点検」 ですよね。金取って人乗せて天下の公道を走らせるんだから、それ相応の責任を持って運行して欲しいんです。しかし、今の “オレ流” の業者はそんなの “何処吹く風” でしょ。
国交省も国交省で、そういう違法業者が数多いるのに、何一つ対策を講じていません。整備不良問題だけではありません。銀座や浅草などで路上駐車が目立っていること。これも弊愚ブログで何度もお伝えしてきましたが、2~3車線あるのに、1車線潰されているのだから、渋滞が起きるのも無理はありません。それに対して、警察はどういう手を打っているのでしょう? あの辺をそぞろ歩いている “ミドリムシ” も何故、駐禁の切符を切らないのでしょう? だから、水面下で 「警察とバス業者は繋がっている」 って言われちゃうんですよ。
「爆買い」 という言葉が流行しているように、今の日本経済は外国人観光客に委ねられています。だからこそ、インバウンドを扱うバス会社はそういった日本経済の裏方になっているのですから、責任を持った行動を取ってもらいたいと切に願っています。