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Channel: Club SKRAM ~もはねの小部屋~
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「しくじり」 って、笑いのネタだろうか? の巻

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9月16日 (水曜日) 曇り

9月も折り返し地点を過ぎ、夏が終わったんだか、秋が始まったんだか判らない気候であることには変わらないようです。茨城と栃木の雨災害は殊の外、甚大だったようですが、政府や自治体はきちんと対策を講じているのだろうか? と疑念を抱かずにはいられません。

さて、著名人の過去の失敗例を公表するという 「しくじり先生」 とかいう番組が流行っているそうですね。
私も時折、つまみ食い程度で観たりしていますが、私はどうしてもあの番組に対して許せないことがあります。

人間誰しも、人生の中で一度や二度の失敗というのはあるはずです。あの番組は、そういう失敗例を引っ張り出して、 「自分みたいになるな」 的なコンセプトを引き合いに出した番組のようですが、個人的には、そういう “人生の汚点” を世間には喋りたくないというのが本音のはず。ましてや、それを “笑いのネタ” にはされたくないはずなんです。でも、カミングアウトしたいのでしょうか、何だか、楽しそうに喋っていますよね。その段階で間違いだと思うのですが、観ながら 「それ、おかしいでしょ?」 とついつい思ってしまうのです。

そして、ゲストの “人生の汚点” を笑っている出演者に怒りの矛先が向いてしまいます。そういう主旨 (趣旨?) なんでしょうけど、人様の 「人生の失敗」 をどうやったら笑えるのでしょうか? 特に平成ノブシコブシの吉村。あいつはホント、ムカつく。一人で笑いまくっていませんか? あいつがどれだけ偉い立ち位置にいるか判りませんが、 「そこ、笑うとこじゃねぇだろ?」 という部分も積極的に笑って、そしてご丁寧にツッコんでますよね。 番組側から 「そうしてくれ」 と言われているんでしょうけど、観る側からすれば、 「ふざけんじゃねぇ~よっ!!」 って言いたくなるんです。おめぇ (平成ノブシコブシの吉村) がもし、そういう立場になって、自身の人生の汚点を笑われたら、どう思うよ? 番組上の構成とはいえ、少しは考えた方が良いです。

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