我らが石野真子さんの音楽活動を陰で支えている山梨鐐平氏。
自身もシンガーソングライターとして、数多くの楽曲を発表しているだけでなく、他のアーティストにも楽曲を提供していたりして、その活動範囲は多岐に渡っています。メインはシブがき隊や西田ひかる、風見慎吾 (現、風見しんご) 、本田美奈子など、1980年代のアイドルなんですが、特におニャン子クラブの吉沢秋絵には相当数の楽曲を提供しています。水谷豊も多いですね。
真子さんが本格的に音楽活動を再開させたのは2003年からですが、その最初のライブ (2004年7月19日) にバックバンドとして参加するのですが、私はその時 「山梨鐐平って、あの山梨鐐平?」 と呟きました。というのも、山梨さんの存在を知っていたからです。
というわけで、 「You Tube」 で検索してみました。
「長渕剛 RUN」
コアな真子ファンは、すぐにお分かりかと思いますが、私が山梨さんの存在を知ったのは、ミュージシャンとしての山梨さんではなく、ドラマに出ている山梨さんでした。
1993年にTBS系で放映されていた長渕剛主演のドラマ 「RUN」 。稀代の長渕嫌いを自称する (真子ファンなら皆、そうかもしれないですけど) 私が何故このドラマを観ていたのかは今となっては知る由もありませんが、何故か観ていました (確か、全話は観て無くて、要所要所をつまみ食い程度に観ていたのかと記憶しています) 。ただ、 「長渕は嫌い」 といっても、このドラマの主題歌は妙に気に入っていて、今でも聴いたりしています。
「RUN」 には長渕剛の他に、国生さゆり、石倉三郎、豊川悦司、柄本明、高品格、山田辰夫といった人たちが出演していましたが、山梨さんは 「大田原 源」 という役名のオカマバーのママ
という役どころ。今だったら、 「ニューハーフ」 とか 「おねえ」 とか言いますけど、山梨さんのそれは普通に 「オカマ」 の印象が強いんです。おねえ言葉を使いますけど、髭を生やしていますしね。因みに当時、山梨さん41歳。

この 「髭面のオカマ」 というのが強烈に印象に残り、以来、 「山梨鐐平」 の名は私の脳みそにインプットされることになりますが、確か、最後はこのオカマは死んじゃうんですよね。
微かな記憶ですが、ドラマの中で山梨さん、歌を歌っていたような気がします。
そうそう、肝心なことをお伝えし忘れていましたが、 「You Tube」 で検索したらあっけなくヒットして、22年間の山梨さんの迫真の演技が観られます。DVD化はされていないと思います・・というか、出来ないと思います。番組終了後に起きたと噂される 「長渕国生AD暴行事件」 が当時、世間の話題 (あくまでも風の噂ですけど) になりましたもんね。
真子さんは以前、「鐐ちゃんとは長い付き合いだからね・・」とライブの中で言っていたことがありましたが、付き合いの始まりは長渕絡みだったりするかもしれませんね。
長渕ドラマに出演した山梨さんが、数年後にその元妻の音楽活動再開をサポートするなんて、 「何か、皮肉ってないか・・?」 って最初のライブを観に行った時に感じました。