事業者名:TCB観光(栃木)
使用・用途:観光貸切仕様
登録番号:とちぎ200 か ・・34
シャシーメーカー:三菱自動車工業
エンジン型式:三菱8DC11型
ボディ架装:新呉羽自工
車両型式:U-MS729SA改
車名:三菱ふそうエアロクィーン・K
撮影日:2007年10月29日(月曜日)
撮影場所:幕張メッセ駐車場
もしかしたら、画像は再掲になるかもしれません。栃木県の観光バス会社といえば、かつては新日本観光自動車や栃木観光自動車、そして栃木中央観光バスという大きな事業者がありましたが、近年、それぞれ栃木交通バスとTCB観光に社名変更しておりまして (栃木観光自動車は新日本観光自動車に統合された) 、事態を理解するのに相当な時間がかかりました。今もなお錯綜する時があります。
栃木中央観光バスがTCB観光になってしばらくは、国際自動車 (→ケイエム観光) から中古のエアロクィーン・Kを結構買い付けていたみたいですが、最近はめっきり見る機会も少なくなりました。
画像の個体も元はケイエム観光の車で、車体真ん中にある曇りガラスがトイレ付きであることを誇示しています。ボディにデカデカと “TCB” をデフォルメしたロゴが目立つデザインになっていますが、それを除けばケイエム時代のカラーそのまま残しております。かつて 「腐ってもケイエム」という隠語があったそうですが、それだけケイエムの車は豪華且つシックな装いが業界内では浸透しており、第一線から退いて地方の二線級事業者に引き取られても、そこのフラッグシップとして十分に活用出来る力を持っているからそう言われたのでしょう。
画像の個体も元はケイエム観光の車で、車体真ん中にある曇りガラスがトイレ付きであることを誇示しています。ボディにデカデカと “TCB” をデフォルメしたロゴが目立つデザインになっていますが、それを除けばケイエム時代のカラーそのまま残しております。かつて 「腐ってもケイエム」という隠語があったそうですが、それだけケイエムの車は豪華且つシックな装いが業界内では浸透しており、第一線から退いて地方の二線級事業者に引き取られても、そこのフラッグシップとして十分に活用出来る力を持っているからそう言われたのでしょう。
TCBはその後もケイエムからフラッグシップ級の車を買い付けて活躍させているみたいですが、近年、ワインレッドを基調としたボディカラーに一新しています。また、三菱だけでなく、ガーラを導入しているようですね (プロパーか中古を買い付けたかは不明) 。そして、スーパーハイデッカーが目立つTCBですが、ハイデッカーも導入されているんですね。車はエアロバスMMなのに、 「エアロスター」 というグレードもあるようで、それは愛嬌といったところでしょうか。
【参考文献】
TCB観光公式ホームページ
観光バスのページ
TCB観光公式ホームページ
観光バスのページ