8月16日 (木曜日) 曇り時々晴れ
まだまだ残暑は厳しいですね。毎回同じことを言っています。
さて、昨日の 「もはねだいありー」 でもお伝えしましたが、山口県で行方がわからなくなった幼児が無事に助けられました。事件や事故に巻き込まれなくて良かったと思いますし、親御さんもさぞかし安堵したことでしょう。
この救出劇で、一躍 「時の人」 になったのが、70代のおじさん。何でも、ボランティアをやっているということで、今回も 「ワシも探す」 とばかりに、捜索に加わったのだとか。そうしたら、30分と経たないうちに幼児を見つけ出して、一躍ヒーローになったばかりでなく、 「百何十人も警察官を動員して見つけられずに、警察は何やっとんのじゃ?」 と非難されることになります。
でね、ここまでなら美談で済みます。でも、おじさんはその先がちょっこし良くない。カメラの前や警察の前でベラベラ喋り過ぎ。 「男は黙って○○・・・」 とは一昔前、いや、二昔前の 「漢たるものは・・」 のあるべき姿でして、おじさんも幼児を救出したら、 「見つかって良かったですね」 の一言だけ言って、あとは黙ってその場を立ち去れば、 「すっげぇかっけええっ!」 ともっと神格視されたと思います。聞かれもしないことをあれこれ喋るから、結果的に 「何じゃ? このおっさんは・・・」 となってしまうのです。
おそらく、テレビを観た人なら誰でもそう思うんじゃない?
「男は黙って○○」 はまだまだ使えると思いますよ。私もそういう男になりたいです。