【第1回:どの車にしよう?】
2001年から私の手となり足となり大活躍してくれたトヨタ・アルテッツァですが、昨年、車検は通したものの、寄る年波には勝てないのか、急に 「リウマチだ」 「腰が痛い」 「目が見えにくくなった」 だのと訴えるようになりました。そして動かしている方の私も、四十路中盤になって、段々と運転がキツくなってきています。
私は、1988年のダイハツ・ミラから、2台目のトヨタ・スプリンター、4台目のポルシェ944ターボ、そして今のアルテッツァに至るまで、一貫してマニュアル車に乗ってきましたが (3台目のトヨタ・ウィンダムはさすがにAT車ですが) 、アルテッツァを買ってしばらくは全然苦にならなかった運転も、この頃、渋滞時とかその都度その都度クラッチを離したり繋いだりと一連の操作を煩わしく思うようになり、昨年辺りからから 「車を買い換えちゃおうかな・・」 と考えるようになりました。
ちょうどそんな時、とある用事で兵庫県の篠山市に出向いた時、駅から用事先までかなりの距離があるため、駅前のレンタカーを借りることにしました。それが軽だったのですが、運転してみると非常になめらか。想像していたより走ってくれました。私の軽に対するイメージは1台目のミラで止まっており、 「走らない」 「 (エンジンが) 非力だ」 「人間が乗れない」 という当時の軽のイメージを見事に払拭してくれました。それからです、 「次、買い換える時は軽にしようかな・・」 って思い始めたのは。
今の軽自動車業界は、車高の高い 「トールワゴン」 が主流となっており、ダイハツだったらタントや、ムーヴ、あるいはウェイク、スズキだったらスペーシア、日産だったらデイズ、ホンダだったらNシリーズなど、トールワゴンが売れに売れています。
軽自動車は普通乗用車に比べて、税金を始めとしてガソリン代や車検代などの維持費が格段に安いという点から、日本の道路事情に適しているということで支持されています。私も住宅ローンを抱えてる昨今、ある部分で何かを削らないと、生活に差し障りがあるかなという思いもあり、また、アルテッツァをこれから先も乗り続けるということになると、アルテッツァの生命を維持していくことに傾倒しなければならないことから、それを鑑みた時、新車に買い換えた方が得だったりすることがあります。
私的には、次なる候補者はプリウスかなとも考えていたのですが、軽のあの走りを目の当たりにした時、全ての面において、軽の方が良いかなと思い始めるようになりました。
昨年のアルテッツァの車検の際に、カタログを捲っていたら、トヨタにも軽自動車があることに気づきました。
それが 「ピクシス」 です。
カタログをご覧になってもお判りのように、ダイハツのムーヴ・コンテのOEM供給車なんですが、最初にその存在を知った時、 「トヨタで軽ぃ~?」 という驚きがまず先に出ました。
製造元であるダイハツ工業は、トヨタの関連会社 (連結子会社) ですが、敢えてトヨタブランドで発売するところに、日本人、とりわけ若年層の車離れを食い止める意図もありました。
前述のように、今、日本の軽自動車はトールワゴンと呼ばれる車が持て囃されています。ピクシスよりも格好良い車は沢山ありますし、選択肢はいくらでもあるんですが、敢えて競合とかさせずに、ピクシスにしようかなと考え中です。
様々な理由はあるんですが、最大の理由がやはり
トヨタの軽だから
かな。
私も同型車は見かけますが、その殆どがダイハツのムーヴコンテだし、ピクシスとなると結構希少価値が高いかなとも思えるのです。因みに、私の親戚もピクシスに乗っていました。下田はピクシス率が高かったです。
ラインナップはそんなに豊富ではありませんが、数あるグレードの中でも、スポーツ性が一番高い 「カスタムRS」 を選んで、先方に見積もりをお願いしました。
(画像の車はネッツの社員さんの所有車です)
それで今日、アルテッツァの6ヶ月点検で、見積もりを提示してもらいましたが、まずまずの価格。
ただ、値引き等は一切無い、ホントにザックリした状態での見積額なので、それを目安にどうやって牙城を切り崩していこうかをこれから考えます。同じ価格でホンダやスズキが買えるのなら、それもまた検討材料になるだろうし。
次回は何時になるかわかりませんが、第2回をご期待下さい。