こないだ、配達先に行った時のことです。
いつもは事務の女性が書留とかレターパックプラスとかの 「対面配達郵便」 を受け取ってくれるんですが、この日はたまたま女性事務員がおらず、社長さんが受け取ってくれました。この会社、3年前にプレス配布用の 「生まれる前から恋してた」 のチラシをいただいたことがあり (注:世間的には私が強引に 「かっぱらった」 とされていますが、とんでもない。ちゃんと許可を得ていただいています) 、私から年賀はがきを買って頂いた “付録” として差し上げたこともありました。
以前から、真子さんと仕事をしたことがある会社の社長さんにお会いして色々とお話しを伺いたかったのですが (郵便営業話も兼ねて) 、先方もなかなかお忙しい方のようで、3年の時を経てようやくお会いすることが出来ました (毎日、その会社に配達に行くとは限らないし、あっても書留とか無くて、ポスト投函の郵便のみという時もあるため) 。
配達を終えた後、その社長さんは覚えていたかのように、私に話しかけてくるのでした。



“噂” は社員から聞いているよ。歌 (生まれる前から恋してた) のチラシを大量に持って行った
んだよね」

なんで、かなり貴重なチラシだったんですよ・・」


待つことしばし、社長さんが持ってきた “シロモノ” に私は思わず仰け反り、さらに 「フォッフォッフォ・・・」 とバルタン星人笑いをしてしまいました。
うわぁぁぁぁ~~~~っっっっ!!!! これはぁぁぁ~~~~っっっっ!!!???
持っている人は持っていると思いますけど、1981年に行われたいわゆる 「さよならコンサート」 のコンサートパンフレットです。あれから36年が経ちましたけど、このパンフ、汚損、破損、シミ、そばかす、ヤケ、折れ等が一切ない、新品同様なのも驚愕×20に値します。
これは1~2ページ目。
1ページ目は真子さんからの直筆 (・・・とされる) メッセージが書かれていますけど、このメッセージって、同年8月30日に日本テレビで放映された 「さよならコンサート」 の冒頭のメッセージと同じ内容かな?
さらに開くと、1978~1981春ツアーまでのコンサートのダイジェスト写真集がその年リリースされたシングル曲のジャケットと一緒に掲載されています。
上のページは1978年ですが、下は1980年で、写っている犬はあのツン?
そしてこれは1981年。
画像をご覧いただいてもお判りかと思いますが、真子さん、ギターを持って歌っていますね。
真子さんって、前からギターを弾けてたんですか?
さて、この貴重なパンフですが、何でも社長さんの父親氏がこの時のスタッフ側にいたそうで (下請け会社だったらしいですけど) 、その時にもらったものだそうです。数年前に物置整理したら出てきたということで、 「そういえば、ウチの会社に来る郵便屋で、石野真子のファンがいたよな・・」 と覚えてくれていたのだそうです。有り難く頂戴させていただきます。なお、この社長さんにはお歳暮でお返ししています (3年前にチラシをいただいた際にもお歳暮でお返ししています) 。
・・・それから時を経て、このパンフで思い出しましたけど、最近、真子さんはライブパンフレットを出さないですね。
私の記憶が確かならば、最後に真子さんがライブパンフを出したのが35周年の時、つまり、4年前になりますか。製作コストもかかるんでしょうし、かといって、ライブに来た人全てが買うわけではない。アイドル時代とは違って、21世紀はパンフレットを出したとしてもトントン、もしくは赤字になるかもしれない。ツアーならいざ知らず、単発のライブだと難しいのかもしれませんね。
来年は40周年ですので、ちょっとだけ期待しましょう。