10月9日 (月曜日) 晴れ
昨日、今日と連休でして、秋晴れの良い天気の中ではありましたが、特別遠出したということは無く、日曜日こそちょこっと出かけましたけど、今日は家族の買い物に付き合っただけで、家でゴロゴロしていました。
夕方、テレビをつけたら、ちょうどF1日本グランプリが映し出されていました。1990年代の後半くらいまではF1にハマっていましたけど、今は全然興味が薄れ、何処のチームの誰が強い (速い) のかというのは全然判りません。 (フェルナンド) アロンソや (ルイス) ハミルトンくらいは名前だけ知っている程度で、あっ、それからホンダが復帰したというのも知ってますが、全然勝てないそうですね。
今のF1のレギュレーションも全然判らないし、実際に観ていて何がどうなっているのか全然把握出来なかったし、その日本グランプリも気がつけば、フジテレビが冠スポンサーじゃなくなっているし・・・。ちょっとした浦島太郎状態ですよ。
(画像はイメージです)
私が最初にF1を観たのは1993年ですけど、その頃は今と違ってマシンもシンプルだし、純粋に予選で一番速いタイムで一周を走り抜けたマシン (とドライバー) がポールポジションを獲って、決勝レースではスタートしてから300km、あるいは2時間の中で最初にゴールに辿り着いてチェッカーフラッグを受けたマシン (とドライバー) が優勝して、ポイントも1位10ポイント、2位6ポイント、6位までが入賞・・・と、レギュレーションも事細かくなく、ドライバーも感情に任せてあれこれ言えたりして、主役も脇役も皆、スターだったし、人気も高かったです。例えば、ベルガーやパトレーゼのように、セナやプロストに引けを取らない人気者って、今のF1にいるでしょうか? また、マンセルのようにレース中でもそれ以外でも “豪快” な人っていないですよね。さらに、中嶋悟や鈴木亜久里のように、日本人ドライバーがいないのも今の日本におけるF1人気を下げている一つの要因であるように思います。
今年の日本グランプリは、決勝レースが6万人ちょっとしか集まらなかったとか (3日間通せば、10万人は超えたそうですが) 。それこそ1980年代後半から1990年代前半にかけての13~15万人を考えれば、その半分にも満たないということで、 「もはや、日本でのF1は死んだ」 と思って良いんじゃないかって。ホンダだってこのまま勝てなければ当然、そっぽを向かれるし、勝てないのに何百億、何千億もの金が毎年のようにつぎ込まれれば、会社の根幹だって揺るぎかねないし、撤退への道を選択してもおかしくない状況であることは確かなようです。
まぁ、一部を除いて世界中がそういう不景気で、さらに市販される自動車も環境問題を考えた設計になっていることを考えたら、F1なんて以ての外と考えるのも無理からぬ事かなって思ったりもします。
オリンピックとサッカーのワールドカップとともに、 「世界三大スポーツイベント」 とされるF1ですが、純粋なモータースポーツからいつの間にか世界的なビジネスにして、それを大きくし過ぎて訳判らなくさせたバーニー・エクレストンの功罪は大きいような気がします。
F1に未来ってあるのかな?