9月24日 (土曜日) 曇り時々雨
秋雨シーズンらしく、ずぅ~っと雨が降り続いています。そのせいか、気候もすっかり秋らしくなって、朝晩は涼しくなりました。日没もすっかり早まって、夕方5時を過ぎると、もう暗くなります。
さて、秋の全国交通安全運動真っ盛りですが、交通事故が絶えませんね。私のオカンもこないだ、整備不良の自転車にぶつけられました。加害者は高校生だったそうなんですが、逃げもせず、母親に付き添われて 「医者代は全部こっちで持つから」 と謝罪されたそうで、まぁ、それを信じて病院に通わせています。医者代も今のところ、払ってくれているようです。
車を運転する者、バイクを運転する者にとって、自転車を走らせる者あるいは歩行者はいわゆる 「交通弱者」 として扱われ、ぶつけたり撥ね飛ばそうものなら、過失の割合は車やバイクが不利になります。それはやむを得ない事なんですけど、個人的には 「交通弱者」 と括れるのは、あくまでも被害者がキチンと交通ルールを守って初めて適用されるのではないかと思います。一例を挙げれば歩行者なら歩道を歩いている、自転車なら車道もしくは自転車の専用レーンを走っていて、赤信号になったら停まり、その信号が青になったら左右をよく確認して発進する、子供の頃にさんざん頭に叩き込まれたあの交通ルールです。一方通行の場合は、左側車線を自動車の通行の妨げにならないように走ったり、そういうのをしっかりと遵守して初めて 「交通弱者」 を名乗れるのではないでしょうか。
しかし、今はそんなルールなど有名無実化しちゃって、信号無視や無理な横断は当たり前。信号無視も確認すればまだ可愛げがあるけど、前だけを見て、周囲など見ずに突進したり突っ込んできたりするじゃないですか。特に自転車の傍若無人ぶりにはホントに頭にくることばかりで、私もたまにそういう輩に遭遇しますが、これで万が一ぶつけても車を運転する方に過失があるのだから、たまったものではありません。しかも最近はスマホを見ながら走ったり歩いたりする 「ながら走り」 「ながら歩き」 が目立ち、周囲すら見ていないのもいますから、これでは 「どうぞ撥ねて下さい」 と言わんばかりですし、車やバイクを運転する方は道路交通法を守って走っているのに、一度事故を起こせば、相手は 「交通弱者」 を装い、警察や保険会社も重箱の隅をつつくような感じで粗探しをして過失を車に向ける。これでは撥ね損です。
車もバイクも法規やルールを守らないおバカな奴がいますけど、それ以上にルール無視の自転車や歩行者はもはや 「交通弱者」 ではなくて、 「交通妨害者」 ですよ。道路交通法もその辺りの改善をした方が良いんじゃないですか? 特に自転車の暴走運転に関しては、警察も見て見ぬ振りをしているし、取り締まらないし、パクらないし、困ったものです。 「自転車の無謀運転を取り締まる」 って警察も言及しているけど、あんなの表向きだけ。例えば、実際に信号無視をして突っ込んでくる自転車があります。でも、警察がその場にいないからパクることが出来ない。たまにパトカーがいても、 「危ないですよ」 と注意するだけで必要以上に追っかけないし、これが車やバイクだったら、サイレン鳴らして停めるじゃないですか。だから、道路交通法を改正せいっ! って言いたくもなるのです。
交通事故は被害者も加害者も良い事なんて一つもありません。私も最近、車やバイクの運転には細心の注意を払うようにしています。周囲からブーイングを浴びても、DQNに煽られても一時停止の箇所では停まるし (当たり前ですっ!) 、見通しの悪い交差点ではいわゆる 「多段階一時停止」 を実施しています。これも当然ですが、踏切の前でも一時停止するし、一般道でも高速道路でも制限速度は遵守するようになりました。それからこないだ、夜間時における狭隘な道路での走行で、前照灯をハイビームにして走っていたら、対向車からパッシングされて、歩行者からは睨まれましたけど、パッシングされる筋合いは無いし、ガン飛ばされる筋合いもありません。何故なら私は間違っていないから。
これは道路交通法上でも定められていることですが、ハイビームが 「走行用前照灯」ですよ。では、ロービームは? となりますが、これは 「すれ違い用」です。道幅が広く、街路灯も備えられている幹線道路では車の往来も多いので、ロービームでも咎められることはありませんが、本来は走行時はハイビームにして走るのが法規上のルールになります。
とにもかくにも、何にしてもルールは守った方が良いですよ。それでこないだ、忸怩たる思いをしたばかりですから・・・。