4連休最終日、何のあてもなくバイクを引っ張り出しました。
かつての仕事先をぐるりと回り、鉄道模型の聖地に向かうその途中で見つけた店に入りました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った・・・・・・つけ麺 無極
場所・・・・・・・中野区丸山2丁目 (環七通りと新青梅街道との交差点角)食ったもの・・無極そば玉子入り (チャーシュー、のりをトッピング)ご飯を付けて ¥1,470-
スープ・・・△
京都に本店を構える有名店「無鉄砲」の系列店であります。
関西を中心に展開しているこってり系の店ですが、東京にも中野を中心に支店とか系列店とかがあります。
ここのメインはやはりつけ麺。ドロドロッとしたつけ汁が印象的なんですけど、普通のラーメンもラインナップに加えられています。最初はつけ麺にしようかなって思っていたんですけど、やっぱり 「ラーメン」 の文字を見ちゃうとそっちを選びたくなります。てなわけで、今回は基幹メニューであるつけ麺ではなく、敢えて普通のラーメンをチョイスしました。
有名店だけに、店内には数多くのサインが飾られていますが、有名な芸能人に混じって某ラーメン評論家のサインもいけしゃあしゃあと飾られています。駅に鉄道写真家のサインが飾られているのと一緒で、確かにその世界では有名な人なんでしょうけど、我々一般人からすれば、 「単なる素人」 。趣味が高じて文句百万陀羅こいてるだけですよ。
さて、そのサインを眺めながらラーメンが出てくるのを待っていたんですが、まずここでプチ波乱。食券を渡してオーダーを確認する際、そのオーダーを聞いたスタッフは 「そば、ネギ増し、のり増しです」 と作り手に注文を伝えます。しかし、私は 「 “肉増し”です・・」 と訂正を促します。すると、そのスタッフは 「あ~すいません」 とオーダーのやり直し。何か、コミが合ってないな・・・。
始めの一口ぃ~
いわゆる “ベジポタ” 系なら、もう少し味がハッキリしても良さそうもんなのに、タレのしょっぱさが全然伝わらないんですよ。ダシのこってり感しか舌に伝わらなくて、こないだの 「近藤家」 以上に、ミオチクリンな味になってしまいました。そうしたら、丼の底部がやけに味が濃い。っつうことは、単に混ぜていないだけじゃないかっ!! 何なんだよっ!? このスープは・・・。
麺・・・×
自家製麺だそうです。
店舗の二階に製麺機があるのでしょうか?
つけ麺も無極そばも太麺を採用していますが、つけ麺の方がやや極太っぽく見えました。
ここで二つ目のプチ波乱。
オーダー時、いつものように 「麺固めで」 を付け加えるのですが、作り手のあんちゃん、眉間に皺を寄せてあからさまに嫌な顔をしました。 「こんな忙しい時に茹で加減を指定するなよ!?」 的な顔でしたね。私は決して無理強いはしません。 「出来ない」 のであれば、その段階で 「出来ない」 と言ってくれれば、すんなり 「じゃあ、いいです」 と応じるのに、私自身も一瞬ではありますが、ムッとしました。
そして供されたラーメン。
嫌な顔をした割りにはしっかりとした歯応えになっていて、 「やれば出来んじゃん」 と心の中で喜びましたが、それも束の間。この麺、スープにしっかりと馴染んでないんです。だから最初の一口二口は麺の味しか感じられなくて、何なんだよっ!? この麺は・・・。
チャーシュー・・・△
ジューシー感があってなかなか良いチャーシューでしたが、 「美味いっ!」 と思ったのは最初だけ。あとは何だか工藤さが足し合わさちゃって、今も若干ではありますが、胸焼けしております。
玉子・・・△
とどめは玉子。
間違いなく 「無極ラーメン 玉子入り」 でオーダーしているのに、玉子が入っていません。高田馬場の 「羅偉伝」 でも玉子を入れ忘れられましたが、またかよ。しかも、忙しいのは十二分に解るのですが、オーダーを受けるよりも、まずこっちが最初でしょう。
出てくれば、黄身に味は無いし、、もう何なんだよっ!? この玉子は・・・。
総合評価・・D2
中野区は2009年の 「花道」 以来、実に6年ぶりになるんですけど、中野区はどうも相性が悪い。
「麺プレ」 も今回で626回目で、新生 「麺プレ」 になってからまだ5店目 (ここを数えて) になるんですけど、50%の確率で 「論外」 でした。今回は 「論外」 ではないものの、限りなく 「論外」 に近い評価だと思って下さい。「ラーメンは食った人それぞれに味覚が違うから、正当な評価は出来ない」 というのが私なりの持論なんですけど、サインを書いた人に敢えて聞きたい。 「本当に美味かったですか?」 って。